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【JBJJF】全日本マスターに世界7位IMPACTO JAPAN率いるトシオ・アサダが出場、「パワー見せたい」

Toshio Asada【写真】IBJJF RNKINGアカデミー部門で7位を獲得したIMPACTO JAPAN B.J.J 率いるトシオ・アサダ(C)JBJJF

3日(日)、愛知県武道館日本ブラジリアン柔術連盟主催の第1回全日本マスター柔術オープントーナメントが行なわれる。最多の38名がエントリーしているIMPACTO JAPAN B.J.J。名門を率いるミケヤス・トシオ・アサダ代表が、大会へ向けての意気込みや強さの秘密を語った。
Text by Tsubasa Ito


チャールズ・ガスパーやヨースキ・ストーをはじめ、多くの強豪を輩出しているIMPACTO JAPAN B.J.J。愛知県、岐阜県、長野県、大阪府に合計13の道場があり、道場生の総数は450名にのぼる。2011年に道場を立ち上げた当初は日系ブラジル人の生徒のみだったが、現在は日本人の数も増え、立ち上げからわずか5年で日本でも有数の規模を誇る道場となった。道場主としての手腕が光るアサダ代表の指導方針は、どのようなものなのか。

「僕はレアンドロ・ロ、メンデス兄弟、ミヤオ兄弟などの映像をたくさん見て、技術を勉強しています。たまにアメリカのAOJに行って、道場のシステムも勉強しています。道場では打ち込みとスパーリングをたくさんやっています。練習でいつも言うね、『疲れた時こそ止まらないように、もっとがんばって』って。道場の中で厳しい練習をすれば、ハートが強くなって試合ですごく楽になります。でも練習は厳しいけど、みんなすごい仲良しね」

厳しさと楽しさが共存するIMPACTO JAPAN。アサダ代表によると、強さの秘訣はそれだけではないという。

「IMPACTOは先生同士もすごい仲良しです。刈谷にある僕の道場の選手がヨースキ先生の道場に練習に行きますし、チャールズ・ガスパーのところも行きます。刈谷の道場だけで練習しないし、チーム一緒に練習する感じです。僕、ヨースキ先生、チャールズ・ガスパー。いろいろな先生のテクニックをみんなでシェアしているから技術のレベルが上がりますし、みんなそれで強くなります」

その効果か、アジアオープン2014ではパラエストラの5連覇を阻止して初めての団体優勝を飾っている。今年新設されたジャパニーズナショナルでも団体優勝を飾るなど、全国各地で旋風を巻き起こしている。それらの実績が評価され、今年のIBJJF団体ランキングで7位に入賞。アジアのチームでは唯一ランクインする快挙を成し遂げた。

「聞いたのはムンジアルの1週間くらい前でした。朝起きたらIBJJFからメールが届いていて、『アサダ先生おめでとうございます。IMPACTO JAPAN B.J.Jが7位になりました。できればパーティーに来てください』って書いてありました。信じられなくて、3、4回くらい読み返しましたし、奥さんにもメールを確認してもらいました。『本当に正しい?』って(笑)。それで次の日にパーティーが行なわれるカリフォルニア行きの飛行機のチケットをすぐ買いました(笑)」

Asada vs Masuzawa将来的には、世界選手権のアダルト黒帯で優勝できる選手を育てたいとアサダ代表は語る。また、自身も精力的に大会へ出場し、6月19日のGround Impact東日本選手権のマスター2黒帯ミドル級、6月26日の同西日本選手権のアダルト黒帯ミドル級で2週連続の優勝を飾っている。7月3日の全日本マスター柔術にもエントリーしているため、東京、大阪、名古屋を股にかけ、じつに3週連続での試合出場となる。

「どれだけたくさん練習しても、試合に出なければ意味がないです。できるだけ全部の試合に出て、強い人にチャレンジしたいんですよ。全国で試合に出れば、その地域の強い人と戦えます。みんなにもどんどんチャレンジしてほしいね。全日本マスターは家族と生徒がたくさん応援してくれるので、自分もチームも優勝したいです。IMPACTOのパワーをみんなに見せたいですね」

現在38歳のアサダ代表だが、3週連続の試合でも「ダメージはない」と笑った。選手として率先して背中を見せていることも、IMPACTO JAPAN B.J.Jの強さの秘訣と言えるのかもしれない。IMPACTO旋風が全日本マスターでも吹き荒れるのか、注目したい。

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