【ONE42】横田一則、約5年ぶりの敗戦&初の一本負けで王座獲得ならず
<ONE世界フェザー級(※70.3キロ)選手権試合/5分5R>
[王者] マラット・ガフロフ(ウクライナ)
Def.2R4分25秒by RNC
[挑戦者] 横田一則(日本)
ガフロフがじりじりと前に出て左フック。横田は前蹴りで距離を取りながら右ロー、左フックのカウンターを狙う。ガフロフは横田を金網に詰めてダブルレッグに入り、ここからケージレスリングの展開になる。態勢を入れ替えた横田はガフロフの足を払ってテイクダウンを狙うが、ガフロフはアームロックから横田の身体を返してトップポジションを奪い、そこからバックに移行する。
足をフックさせず、スタンドのポジションをキープする横田。ガフロフは胴を制してグラウンドに持ち込み、バックポジションをうかがいつつ、マウント・バックとポジションを変えてパンチを落とす。残り1分で立ち上がる横田だが、ガフロフはしつこくバックキープしたまま、ヒザ蹴りやパンチを打ち込んだ。
2R、ガフロフがサイドキック・バックスピンキックを繰り出す。横田もジャブを突いて右ストレートを伸ばす。ガフロフはインローを蹴って前に出て、横田はそこに右のカウンターを狙い、左ジャブを突き刺す。
前に出るガフロフ、距離を取りながらカウンターを狙う横田。横田が自らパンチで飛び込み、一旦、組みの攻防になるが、横田はすぐに離れる。残り1分30秒すぎ、ガフロフがパンチを振ってタックルに入ってテイクダウン、マウントからパンチを落とていく。
横田は背中を見せて脱出を試みるが、ガフロフのバックキープを外すことが出来ず。ガフロフのリアネイキッドチョークで無念の一本負け。約5年ぶりの敗戦&初の一本負けで王座獲得はならなかった。