【ONE42】内藤のび太、デェダムロンの強打に屈さず一本勝ちでストロー級王座獲得
<ONE世界ストロー級(※56.7キロ)選手権試合/5分5R>
[挑戦者] 内藤のび太(日本)
Def.4R4分00秒by RNC
[王者] デェダムロン・ソー・アミュアイシルチョーク(タイ)
細かいステップで前に出る内藤。デェダムロンは左ミドルを見せつつ、強烈な右ローを蹴る。内藤はタックルで組みつこうとするが距離が遠い。デェダムロンは右ローで内藤の前足を削って、内藤が出てくるところに左ヒジを合わせる。
なかなか距離をつめられない内藤だったが、デェダムロンのローの蹴り終わりにシングルレッグへ。デェダムロンはそれを切って、すぐにサッカーボールキックを蹴る。
スタンドの攻防に戻ると、デェダムロンが細かくフェイントを入れて右ロー。内藤のタックルを潰すと、ハーフガードからヒジ・ヒザを叩き込む。しつこく組みつく内藤だったが、デェダムロンは内藤の身体を押し下げて脱出する。
立ち上がったデェダムロンはジャブ、右ロー、右ハイ、左ミドルを面白いように当て、内藤の入り合わせて右ヒジを振り下ろす。
2R、すぐにデェダムロンの右ローが内藤の前足を襲う。内藤もシングルレッグで組みつき、ケージに身体を預けるデェダムロンを必死に寝かせる。マウントを取った内藤は腕十字を狙いつつ、パンチとヒジ打ち。デェダムロンの動きに合わせてバックに回り込む。
内藤のヒジで左目尻をカットしたデェダムロンも足を外して立ち上がり、何とか距離を取ろうとするが、内藤はしつこくデェダムロンを寝かせてハーフガードからフロントチョークへ。内藤がトップポジションをキープしたまま2R終了となった。
3R、左右のミドルで距離を取るデェダムロン。内藤もデェダムロンの蹴りをブロックしてシングルレッグに入り、デェダムロンをケージに押し込んでテイクダウンを狙う。デェダムロンはヒジを落としながら半身になり、ケージに身体を預けてディフェンスする。
内藤はデェダムロンの右足をしっかり自分の右足に乗せてコントロールし、そのまま寝かせてバックへと回り込む。足を四の字フックしてポジションキープする内藤。デェダムロンもチョークは極めさせない。
4R、デェダムロンが離れた間合いで左右のミドル。内藤のシングルレッグを切って、サッカーボールキックを蹴る。構えをサウスポーにスイッチしたデェダムロンが強烈な左ミドル。内藤はそれを受けて渾身のタックルでテイクダウンしてハーフガードで上になる。
ここからバックへ移行した内藤がリアネイキッドチョークへ。必死に耐え続けるデェダムロンだったが、内藤もデェダムロンの首を絞め続けて、最後はデェダムロンからタップを奪い、一本勝ちでONE世界ストロー級王者となった。