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【ONE34】モライシュ陥落、23連勝=アクメトフが新ONE世界フライ級王者に

<ONE世界フライ級選手権試合/5分5R>
カイラット・アクメトフ(カザフスタン)
Def.2-1
アドリアーノ・モライシュ(ブラジル)

多くのカザフタン国旗に迎えられたアクメトフ。サウスポーのアクメトフが右手を伸ばす、モライシュは右ストレートから左ローを繰り出す。慎重な立ち上がりのなか、アクメトフが左ミドルを蹴り込む。モライシュも右ハイを狙い、アクメトフのガードをすり抜けそうになる。右に回りチャンピンが再び右ハイ、続く左の蹴りをアクメトフがキャッチするがテイクダウンには至らない。背中を向けて足を抜いたモライシュは、ここでスイッチ。オーソに戻す。アクメドフが右から左をヒット、続く左の蹴りをキャッチしたモライシュが組んでいくが、アクメトフが体を入れ替えてケージにチャンピオンを押し込む。

押しかけて離れたモライシュは後ろ回し蹴りを見せるも、打撃の圧を受けており表情が厳しい。飛びヒザはやや飛び過ぎたモライシュに対し、アクメトフが左フックから左ミドルを蹴りこむ。決定打はなかったがアクメトフが圧す初回だった。

2R、アクメトフが左ハイを狙い、続いて右ハイも見せる。モライシュのシングルレッグをアクメトフがしっかりとスプロールする。アクメトフはサイドキックを見せる。右ローを返すモライシュも、ジリジリと前に出て、左フックをよけると右のフェイントを見せる。アクメドフの左ミドルのフェイクに反応するモライシュが、逆に右ミドルを入れ右ハイを狙う。これをかわしたアクメトフが組んでバックに回ると、胸を合わせたモライシュが首相撲からヒザ蹴りを見せたが、ここでテイクダウンを奪われる。

残り2分、トップを取ったアアクメトフがガードの中で抑える展開に。腰をコントロールし、モライシュの立ち上がり際にアクメトフがヒザを狙うとボディロックからもう一度背中をマットにつけさせる。アクメトフが果敢にパスを狙うが、モライシュがハーフからバックを窺い、そのままトップを取り返したところで2Rが終了した。

3R、左ミドルをキャッチされテイクダウンを奪われたモライシュはオモプラッタ、三角絞めを反応されると、思い切り胸を蹴り上げてスタンドに戻る。ミドルを続けるチャンピオン、平気だという表情を浮かべるアクメトフが続く飛びヒザにテイクダウンを合わせる。モライシュはギロチンで反応するも、アクメトフが首を抱えられたまま立ち上がる。自ら離れてモライシュは、大きくサークリングを使うがアクメトフの左ミドルを被弾する。

続いてモライシュの右フックにダブルレッグを合わせたアクメトフが、ここでもテイクダウンに成功する。腰を切るモライシュに対し、胸をぴったりと合わせて腕を取らせなかったアクメトフ。モライシュは腕十字狙いを察知されると、ボトムからハンマーフィスト。蹴り上げを見せるなど、下になってから攻められるということはなかった王者だった。

4R、アクメトフは左ローから右フックを入れる。モライシュはスピニングバックキックも、直後に右フックを打たれる。アクメトフはダブルレッグをスプロールされ、逆にサークリングを駆使するようになる。そこで右ストレートをヒットさせたアクメトフは、左ストレートからダブルレッグに。これも切ったモライシュは飛びヒザも届かず、左フック&左ミドルを受けてしまう。逆に右ミドルを入れるが厳しい展開に。

モライシュは飛びヒザを連発し、アクメトフは組んでケージに王者を押し込む。残り1分、首相撲に取れないモライシュは内股をすかすようにバックに回る。そのまま後方に引き抜く、トップを取ったモライシュは、ニーを押し付けパンチを数発落としたところで、ラウンド終了を迎えた。

最終回、モライシュが左フックを入れる。続いて右ハイ、さらに右ミドルに続けるが、アクメトフがダブルレッグで尻餅をつかせる。すぐに立ち上がった王者は右ハイ、ブロックしたアクメトフだが右ミドルを入れられる。モライシュの飛びヒザとアクメトフのテイクダウン狙いがぶつかり、挑戦者が尻餅をつく。粘らずスタンドに戻ったモライシュだが、残り2分でテイクダウンを取られる。スイッチからトップを取ったモライシュは、足を一本抜く。

頭を引き寄せるアクメトフはサイドを許すが、ハーフに戻す。立ち上がったモライシュはパンチを落としながらガードのなかに。振り回すようなパウンド、起き上がってボディに拳を落とすも追い込むという印象を与えるには至らずタイムアップに。

打撃のヒット数、テイクダウンで上回ったアクメトフ。最終回のみ終盤以外にトップをキープできたモライシュ。ジャッジの裁定はスプリットでアクメトフに。キャリア23連勝としたアクメトフが、第2代ONE世界フライ級王者に輝いた。

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