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【UFN76】代替メインは目まぐるしいスクランブルの末、スモルカがモロハンにRNC極める

<フライ級/5分3R>
ルイス・スモルカ(米国)
Def.2R4分09秒by RNC
パトリック・ホロハン(アイルランド)

試合はスモルカの右ローでスタート。ホロハンは組んでボディロックからテイクダウンし、サイドから抑え込む。スモルカは体をずらしてダースチョークへ。上四方に回り外したホロハンは、スクランブルのなかでギロチンへ。スモルカは頭を抜くが、バックに回ったホロハンはグラウンドに持ち込みツイッターを仕掛ける。RNCからトップを取ろうとしたホロハンに対し、スモルカが前転から起き上がれる。そのままついていきバックを取ったホロハンがヒールフック。

足を抜いたスモルカがトップを取るが、ホロハンはリバーサル。スモルカのストレートフットロックも起き上がってバックへ。スクランブルのなかでハイを入れたスモルカ、続くダブルレッグにスイッチ。ケージ際でパンチを交換する両者、スモルカはサイドキックから右フックを入れる。ホロハンのシングルレッグをキムラロックからスイッチ狙いで切ったスモルカが、左ヒジから右から左とフックを思い切り打ち込み初回が終了した。

2R、右と左のフックを入れたスモルカに対し、モロハンも右を返す。打撃戦のなかで組んだモロハンがバックへ。スモルカはここで前方に落とすことを得意としているが、背中を伸ばされてしまう。RNCを仕掛けるホロハンに対し、リストを取って胸を合わせにいくスモルカ。モロハンはしっかりと背中に張り付きパンチを後方から入れる。ここで胸を合わせたスモルカが、トップからエルボーを落とし、ハイエルボーギロチンへ。引き込んで逃れたモロハンだったが、スモルカのエルボーとパンチを連続で浴びる。

モロハンはここでラバーガードからオモプラッタも、スモルカは腕を抜いてバックコントロールからパンチの勢いを強め、マウントを奪取する。シザースを2度防いだスモルカがバックマウントへ移行。背中を伸ばしてRNCでタップを奪った。

期待通りのノンストップアクションのスクランブル戦を制したスモルカは、これでUFC戦績を4勝1敗とし代役メインイベンターの役目を全うする快勝だった。

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