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【UFN76】蹴り多用のパークがマダディのTDを切り続けフルマークの判定を勝ち取る

<ライト級/5分3R>
ノーマン・パーク(英国)
Def.3R:30-27.30-27.30-27
レザ・マダディ(スウェーデン)

開始早々に組みついたマダディだが、拘らず距離を取り直す。パンチから組むという展開を続けるマダディに対し、体を入れ替えたパークはいなして間合いを外す。パークは左前蹴りからハイキック、ブロックしたマダディの突進をかわす。パークの左ストレートに対し、マダディはシングルレッグで組み付いてケージに押し込む。ダブルに切り替えたマダディにギロチンを仕掛けたパークは、頭を抜かれるが態勢を入れ替える。

再びパークをケージに押し込んだマダディが、後方に倒れて足を取りながらトップを取りにかかる。これを潰したパークは、続くダブルレッグもスプロールして、鋭いボディショットを入れる。さらに左ストレートをダブルで入れたパークは、もう一発左ストレートをヒット。初回はパークのモノとなった。

2R、パークは左ミドル、左前蹴りから左ストレートを伸ばす。さらに左ハイ、左ローを交互に2発ずつ入れる。ブロックの上からのハイキックにも、テイクダウンの勢いが鈍ったマダディは左のパンチを浴びて厳しい展開に。それでも右ストレートからダブルレッグで尻餅を着かせると、立ち上がり際にバックを取る。クラッチを剥がして、すぐに胸を合わせたパークは距離を取り直して右ジャブからダブルへ。

ここはテイクダウンを決めることはできなかったが、パークはエルボーから左ストレート、そして左ハイを放っていく。パークは鋭い左ミドルを決め、左ハイへ。大振りのワンツーを振るって前に出てくるマダディに対し、パークは蹴りを多用し、左ストレートを見せて組み付く。離れて左ストレートを決めたパークが2Rも取った。

最終回、左ハイから左ミドル、左ローに右ジャブと軽快な攻めを続けるパーク。マダディもショートのアッパーから右フックを振るっていくと、シングルレッグ&ドライブ。パークは頭をはがして右ワキを差し返しながら離れる。マダディの右が届くと、パークは距離を取り直し左ハイ。それでも前に出続けるマダディのパンチの精度が上がる。と、強引にギロチンを狙うマダディだが、パークはシングルからケージに詰めていく。押し返したマダディは左を入れてダブルレッグへ。これも決まらず、逆にパークがボディロックからテイクダウンに成功する。

ギロチンをセットアップできないマダディは、背中を譲りながら立ち上がるも離れるまで時間を要してしまう。残り1分を切って、再び組みにいったパークは態勢を入れ替えながらケージ際のレスリングを続ける。そのままケージに押し込んだ形でタイムアップを迎えたパークが、フルマークの判定でマダディを下した。

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