【UFC ESPN19】近距離シュートボックスでキニョネスがリードも、スモルカが払い腰からパウンドアウト
<バンタム級/5分3R>
ルイス・スモルカ(米国)
Def.2R2分15秒by TKO
ホセ・キニョネス(メキシコ)
右ローをまず蹴ったキニョネス。左を伸ばして組みついたスモルカを逆に小外刈りでテイクダウンする。後方回転から立ち上がったスモルカは、右ミドルを入れる。前蹴りをキャッチして右を当てたキニョネスは、引き込むようにガードを取ったスモルカをスタンドで待つ。
立ち上がったスモルカは左ミドル、キニョネスは左に回りながら左フックを2発当てる。スモルカを軸に左に小さな円を描くように移動し、スイッチを織り交ぜて戦うキニョネスが、ボディロックへ。スモルカの小手投げを耐え、ヒザを入れたキニョネスは近距離のパンチの交換からヒザを入れる。離れて左ロングフックを放ったスモルカだが、右ローから左ボディフックを入れる。
キニョネスは左フック、右ローから右フックとキックのような距離の打撃戦で優位に立つ。とスモルカはダブルレッグでテイクダウンを決め、一度は立ち上がったキニョネスをボディロックで倒しきる。サイドで抑えエルボーを入れたスモルカ、キニョネスが立ち上がってパンチを打ち合ったところで初回が終わった。
2R開始直後にステップインから右を当てたスモルカに対し、キニョネスも左ジャブ、スイッチして右リードフックを打っていく。スモルカの首相撲に対し、ボディロックテイクダウンを決めたキニョネスは、ギロチンから逃れてスタンドに戻る。左フックに右ストレートを合わせたスモルカは、続いてボディを打つ。
左ボディ、右でも腹を殴ったスモルカは、キニョネスのボディロックを払い腰で切り返し、マウントへ。スクランブルに持ち込もうとしたキニョネスからマウントを取りなおしたスモルカがパンチを連打する。背中を見せたキニョネスに左右のパウンドを続けたスモルカが一気にTKO勝ちを決めた
「22歳の時からUFCで戦い、15試合目だった。いつもフィニッシュを狙ってきたんだ。オーソドックスで来るかと思っていたから、サウスポーで驚いた。デモ、コーチ・オーヤマが『疲れるから、自信を持て』とアドバイスをしてくれて。1月か2月か、継続して試合をしたい」とスモルカは勝利を振り返った。