【UFC ESPN19】どうした? OSP。動きは少なく、反応も悪くジャマハル・ヒルに為す術なく完敗
<ライトヘビー級/5分3R>
ジャマハル・ヒル(米国)
Def.2R3分37秒by TKO
オヴァンス・サンプレー(ハイチ)
左ストレートを伸ばすヒルが、左ミドルを蹴る。これが急所に当たったが、そのまま試合を続けるOSPはサイドキックから左フックへ。ヒルはそこに左ストレートを合わせにいき、OSPはゆったりとした構えからフックを放つも、右から左ボディを被弾する。スイッチしたOSPはローにもボディフックを合わされ、ケージ際に下がる。
ヒルはローで前足を削り、左ボディを打ち込む。OSPはワンツーもスピードに欠けている。非常にスローに感じるOSPに対し、ヒルはローでバランスを崩されても左ボディストレートを入れていく。ロー、前蹴りをOSPが放つが、左ストレートを受けそうになり右に回る。そしてボディに左ストレートを受ける展開が続き、シングルへのギロチンも浅く、OSPは自ら離れる。終盤もヒルが先手でパンチを繰り出し、そのまま押し切るような形で初回が終わった。
2R、ローにワンツーを合わせて前に出るヒル。オーソに構えたOSPに右ジャブ、左フックを放つ。OSPは左ジャブからサイドキックもヒルの右フック、左ストレートの方が勢いがある。サウスポーにスイッチしたOSPは、アゴがあがった構えのヒルの顔にパンチを届かせることができない。そしてボディを殴られ、自らの蹴りでバランスを崩すと、起きあがり際にヒザを受けそうになる。
直後に右を被弾して下がったOSPはパンチを纏めて受け、クリンチへ。離れるとボディから右を受け左ボディ、右フック2発、左首相撲からヒザ蹴り、アッパー。さらにボディと顔面にヒザの直撃を食らい動きが止まる。右を打ち抜かれ、左右のパンチで体が揺れるOSPを見て、レフェリーが試合を止めた。