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【Grachan19】ライト級王座決定トーナメント決勝進出は阪本洋平と宇良健吾

Ura vs Watanabe【写真】右腕を引き抜くと、一気にアームロックを極めた宇良(C)MMAPLANET

19日(土)、東京都大田区の大田区総合体育館でGRACHAN19が、日本国内初となるケージ&リング同時設置でキックボクシングイベント=BOMと共同開催された。ここではライト級王座決定トーナメント初戦の2試合の模様をお届けしたい。

Sakamoto vs Yamaoto<ライト級王座決定T1回戦/5分2R+EXR>
阪本洋平(日本)
Def.3-0
山本勇気(日本)

遠目の距離で打撃を繰り出す両者。坂本はテイクダウン狙いから山本に尻餅をつかせる。すぐに立ち上がった山本だったが、もう一度倒される。ここもケージを背に立ち上がると、坂本がケージに山本を押し込む展開となりレフェリーがブレイクを命じた。左が相打ちになるなど、単発のパンチが目立った両者。テイクダウン分、坂本が初回を取ったか。

2R、すぐにテイクダウンを仕掛けた坂本を山本がスプロール。しかし、至近距離で右を受けてバランスを崩しガードを強いられる。背中を預けるようにケージ際で立ち上がろうとした山本の左手首を背中越しに掴んで立たせない坂本。結局、胸を合わせて山本が立ち上がったが、距離を取る坂本を積極的に追いかけることもなく試合終了。

判定勝ちでライト級王座決定戦に駒を進めた坂本は「チャンピオンになったら、また山本選手と戦う。でも、このままだと宇良選手には勝たない」とマイクで話した。

<ライト級王座決定T1回戦/5分2R+EXR>
宇良健吾(日本)
Def.1R1分37秒by アームロック
渡辺和幸(日本)

対戦相手が急遽変わった宇良はパンチを振るって、渡辺を誘い出す。その渡辺に頭を下げてダブルレッグを仕掛けると、シングルから頭を抜くようにバックへ。渡辺のキムラにもパスを決めた宇良。その宇良の右腕を懸命に両足で挟む渡辺だったが、これを抜かれると一気にアームロックを極められたタップした。

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