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【Bellator139】スーパーマンパンチ一閃、加藤がシリングに失神KO勝ち!!!!!!!

kato vs schilling 2【写真】ビッグインパクトを残した加藤のベラトール初戦(C)BELLATOR

<ミドル級/5分3R>
加藤久輝(日本)
Def.2R0分34秒by KO
ジョー・シリング(米国)

サウスポーの構えから、距離を取るシリングに右ジャブ、ローのフェイントをかける加藤。まずは左ローを入れると、加藤は続いて左ローをもう一発蹴り込む。シリングは前蹴りから右ミドル、加藤の左は振りが大きい。シリングのするどいミドルをブロックして、左フックから距離をつめて組んだ加藤がテイクダウンに成功する。ハーフでシリングを抑える加藤、シリングはバタフライフックに戻すが背中をマットにつける。

シリングのブリッジにもポジションをキープした加藤は腕十字を潰し左のパウンドを落とす。シリングは頭を抑えてガードで固めるとヒールキック。三角狙いを担いでハーフの態勢に入った加藤がしっかりと抑えていく。残り30秒で上体を起こしてパンチを落とした加藤に対し、シリングがカンヌキでパウンドを防ぐ。マウントを取った加藤は、背中を預けて立ち上がろうとしたシリングにパンチを入れて初回を取った。

インターバル中に後頭部を殴るなという注意を受けたが、気にすることはない。シリングはテイクダウンを警戒し、やや重心を低くする。そこからワンツーを見せたシリングが距離を取り直すと、加藤は左のスーパーマンパンチへ。シリングの左フックをもろともせず、思い切りアゴを打ちぬく。この一発でシリングは後方に大の字、さらに決めのようにパウンドを一発落とした加藤が、衝撃的なKO勝ちを米国=ベラトール初陣で手にした。

加藤は「自分を信じていた。自分の重いパンチは誰でも倒せると。ジャパニーズMMAはグラップリングだけじゃない」と語り、セコンドのボブ・アームストロングと固く抱擁した。

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