【RIZIN LANDMARK10】スダリオがグラウンドのヒジで加藤の額を切り裂き、ドクターストップに追い込む
【写真】まさにグラウンドのヒジ一発で加藤を大流血に追い込んだ(C)RIZIN FF
＜ヘビー級／5分3R＞
スダリオ剛（日本）
Def.3R1分12秒 by TKO
加藤久輝（日本）
サウスポーの加藤が左ストレートと左ミドル、スダリオの右ミドルを蹴って右ストレートにつなげる。パンチの距離になるとスダリオが左フック。加藤がインローを蹴って、左ストレートを狙う。スダリオは右フック、加藤は左フックと奥足ロー。スーパーマンパンチで距離を詰めると、スダリオは左腕を差してケージに押し込み、ダブルレッグに入る。加藤がケージを背にしてディフェンスし、スダリオは離れ際に左フックを放つ。
試合がスタンドに戻ると加藤が左ストレートで飛び込み、スダリオが左フックを返す。加藤は距離を取りながら左ミドル、再び左ストレートで飛び込む。スダリオはじりじりと前に出て左フック、右から返しの左フックを見せる。ここからスダリオが右ストレート、左フック、右インロー。組みの展開から首相撲に持ち込んでヒザ蹴りを突き上げる。
スダリオはスイッチし、加藤は左ストレート。スダリオは構えを戻してインローと右ストレート、加藤は距離を取りつつ左ストレートを伸ばす。スダリオは加藤の左ミドルに左を合わせる。加藤は左ヒジで飛び込み、スダリオがダブルレッグで加藤をケージに押し込んだところでラウンド終了となった。
2R、加藤はインローと左ストレート、スダリオは右フックを返す。スダリオが左フックを放つと、加藤は左ミドルと左ストレートを返す。プレッシャーをかけるスダリオが右ストレート、加藤も左ストレートを返すが、スダリオが右を強振する。スダリオは距離を詰めて組みつき、左腕を差してテイクダウンを狙う。
一度はディフェンスした加藤だが、スダリオは再び組みついてケージに押し込む。ブレイク後、加藤が左ストレートを打つと、スダリオは右フックを打ち返す。前に出るスダリオが右ストレート、加藤は組みついてテイクダウンを狙うが、スダリオに潰される。加藤がハーフガードを取ると。終了間際にスダリオが右ヒジを落とす。この一撃で加藤は額をざっくりとカットする。
3R開始直後、加藤にドクターチェックが入るが試合は続行。加藤はすぐに左ストレートで前に出ていくが、すぐに血が噴き出してで顔が真っ赤に染まる。スダリオは右ストレート、構えもスイッチする。加藤は変わらず左ストレートで前進すると、2度目のドクターチェック。加藤の傷口が深く、ドクターが試合を止めた。
試合後、スダリオは「11カ月ぶりの復帰戦で後味の悪い試合をしてしまってすいませんでした。色々あってやっと最近立ち直ったところなので、こんな勝ち方で大晦日に出たいとは言いにくいんですけど、もし出させてもらったらいい試合をします」と語った。
