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【Pancrase267】国内復帰&パンクラス初参戦、朴光哲 「金網だったら、分が悪いもクソもない」

DSC_0373【写真】何の意味があるか説明してくれたが、失念してしまったので謎のポーズということで。1977年5月27日生まれの朴光哲 (C)MMAPLANET

31日(日)、東京都江東区のディファ有明で開催されるPancrase267。同大会に3年振りの国内での試合、そしてパンクラス初陣を朴光哲が迎えることとなった。

元プロ修斗環太平洋ウェルター級(※70キロ)王者、HERO’Sでエルミス・フランカとアレッシャンドリ・ペケーニョという大物を下しながら、『顔がゴールデンじゃない』という理由で上位での登用はなかった。そんな過去を脱却するためにCAGE FORCEで海外進出を目指すが、UFCとの契約が見えていた決勝戦で敗れ涙を呑む。

悲劇の実力者はDREAMを経て古巣プロ修斗へ。世界王座奪取に失敗し一度は引退を決意した。1年後にヴィーガンになるとともに肉体に精気が宿り、現役復帰。2戦目でONEと契約しソロパベル・ゾロ・モレイラを下し、ONE世界ライト級王者に輝いた。同王座は青木真也に敗れ手放し、ONEとは2勝3敗で契約更新。しかし、なかなかオファーが掛からず、今回のパンクラス出場となった。

キャリア34戦目の新天地、対戦相手の牛久絢太郎はプロデビューからキャリア7連勝中の注目株だ。試合当日には38歳と4日を迎える朴が、20歳の新鋭との日本復帰戦の前の心境を語った。

──パンクラス初出場が迫ってきた朴選手です。

「まぁ、ONEが決まらないから(笑)。一応、ONEにも許可を貰って。去年の年末、REALは許可が下りなかったんですけど、今回もお伺いを一応立ててってことですね」

──それって……。

「もうONEは俺が要らないってことじゃないですか(笑)。まぁ、前回の契約期間中の試合は負け越したし、本当にダサい試合をしてしまって。俺の方からは何も言えません。凄く良い試合をしていたら今頃はドバイだ、シンガポールだってオファーが掛かっていたと思うので。それはしょうがないです」

──そこでパンクラスを選択した故は?

「ケージだし、ヒジ有りだし。ユニファイド・ルールっていうのがデカいです。ハッキリ言ってリングだと分が悪いなっていう対戦相手が出てきてしまうので。金網だったら、分が悪いもクソもない。そこで強いヤツが強い。リングだと負けた後、ミソがついてしまう。『リングだったから』って。金網がMMAなんだから、金網で弱いヤツは弱い。まぁ、ウチにはリングがあるんですけどね(笑)」

──ケージしか考えられなかったということですね。

「ハイ、今だったらREALも許可が下りたかもしれないっスね。でもこのタイミングだとパンクラスで出たくて交渉してもらいました」

──初のフェザー級です。

「ヤキが回ったなと(苦笑)」

──なんですか、ソレは?

「ライト級の俺なんて、誰ももう見たくないでしょ? でも、フェザー級だったらチョット面白いかなって」

──パンクラス・ライト級戦線は北岡選手、徳留選手、久米選手、アキラ選手、面白いラインナップが揃っています。

「嫌だっていうんじゃないですよ。でも、もう落とさないと。デカい人間と戦うと一発狙いになってしまうし。一発当たると、何とかなる。そういう試合はしたくない」

──エドゥアルド・フォラヤン戦のあと、自暴自棄になって言っていたことと違いますね(笑)。

「いやいやいや、自分は綺麗なファイターじゃないし、今もそんな感じですよ(笑)。フォラヤン戦もそうだし、ヴィシール・コロッサ戦もそうだけど、綺麗にやろうとしすぎていました。

自分を買い被ってしまって『一発で倒してやろう』みたいなのがあったから。もっと泥臭く戦わないと。ゾロ戦の良いイメージが残り過ぎちゃっていたんでしょうね。で、泥臭くやろうと思ったら減量も含めて、全部泥臭いモンにしようと」

──これまでほぼナチュラルでライト級でしたが、ヴィーガンの朴選手はどのような減量方法を取るのですか。傍から見れば、普段から減量しているように感じるのですが。

「それは計量が終わった時の体を見てください。減量方法も色々と今、やっています」

──以前、言っていたような究極的には日光に当たって光合成と呼吸で生きていくことなんて方法ではないですよね(笑)。

「いやいやいや(苦笑)。でも、良い感じで減量ができたら後々、ビジネスになると」

──そんな捕らぬ狸の皮算用をしていて良いのですか。牛久選手は無敗のホープですよ。

「違う、違う、違う。それは後からついてくるものなんで。まぁ、減量が成功したらの話ですよ(笑)。まず、落とさないと」

<この項、続く>

■ PANCRASE267 対戦カード

<フェザー級/3分3R>
狸瑪猿シュン(日本)
上久保周哉(日本)

<第21回ネオブラッドTフェザー級/3分3R>
中原由貴(日本)
三苫“キングコング”亮人(日本)

<第21回ネオブラッドTフェザー級/3分3R>
横山恭典(日本)
平山学(日本)

<第21回ネオブラッドTバンタム級/3分3R>
川原玲郁(日本)
山本哲也(日本)

<第21回ネオブラッドTバンタム級/3分3R>
竹本啓哉(日本)
神田T800 周一(日本)

<第21回ネオブラッドTスーパーフライ級/3分3R>
桑原悠(日本)
小川徹(日本)

<ライト級/5分3R>
徳留一樹(日本)
J.J.アンブローズ(米国)

<バンタム級/5分3R>
中島太一(日本)
ビクター・ヘンリー(米国)

<フェザー級/5分3R>
牛久絢太郎(日本)
朴光哲(日本)

<ウェルター級/5分3R>
レッツ豪太(日本)
鈴木槙吾(日本)

<フェザー級/3分3R>
田村彰敏(日本)
稲葉聡(日本)

<スーパーフライ級/5分3R>
古賀靖隆(日本)
上田将竜(日本)

<ウェルター級/3分3R>
高木健太(日本)
窪田幸生(日本)

<フライ級/3分3R>
武蔵幸孝(日本)
曹竜也(日本)

<スーパーフライ級/3分3R>
清水俊一(日本)
井島裕彰(日本)

<スーパーフライ級/3分3R>
仙三(日本)
加藤直之(日本)

<フェザー級/3分3R>
近野淳平(日本)
MIKE(日本)

<ライトフライ級(-52.2kg) 3分3R>
江泉卓哉(日本)
リトル(日本)

<バンタム級/3分3R>
CORO(日本)
井関遼(日本)

<バンタム級/3分3R>
滝田J太郎(日本)
合島大樹(日本)

<ライト級/3分3R>
蓮實光(日本)
ヤマモト・ショーヘイ(米国)

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