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【Pancrase267】18歳年下、牛久絢太郎と戦う朴光哲<02>「彼の向上心には敬意を払います、全力で」

Kangchol【写真】昨年の5月2日以来の試合となる朴光哲。この間に取り組んできたテーマ、その成果を牛久絢太郎─を相手に発揮できるか(C)MMAPLANET

31日(日)、東京都江東区のディファ有明で開催されるPancrase267。同大会に3年振りの国内での試合、そしてパンクラス初陣を迎える朴光哲インタビュー後編。

18歳年下の牛久絢太郎との対戦、今後に関して話してもらった。
<朴光哲インタビューPart.01はコチラから>

──パンクラスで戦おうと思った時、どの辺りと戦いたいという希望はあったのですか。

「まぁ、誰でも良かったのですが、強いて挙げればウィル・チョープ。ああいうデカいのとやりたかったですね。でも、パンクラスが用意してくれた選手となら誰とでも戦うつもりでした。そうしたら、あの若い子になって。自分は対戦相手云々は言わないので」

──牛久選手に対し、どのような印象を持っていますか。

「まぁ、そんな……まぁ、悪い選手じゃないです。しっかりと練習しているのは伝わってくるし。体も鍛えてマッチョだし。20歳、7連勝できることは凄いこと。マグレじゃできないですからね」

──戦い方に関しては?

「テイクダウンをスバッと決めるし、金網際も粘っこくやっていますね」

──朴選手が若い世代の選手と戦った試合で最も印象に残っているのが、2009年5月に修斗でウエタユウ選手と戦った試合です。圧勝したあと(※1R4分56秒TKO)、『新人王とか取ったからって、こういう試合を組むとどんなことになるか』という風に語っていました。あれから既に6年、牛久選手とは18の年齢差があります。

「フフフ。相手に対しては何もないスけど、試合を受けた彼の勇気というか、向上心には敬意を払いたいです。全力で。自分らが若い選手に胸を貸さないと、格闘技界は盛り上がらないですからね」

──勝負論、試合結果という部分では相当シビアなマッチメイクだと思います。

「まぁ、(負けたら)廃業ですね。でも、試合は全部キツイですからね。全部、シビアですよ」

──海外から国内、ライト級からフェザー級、言い訳の許されない状況になるなかで、以前のように若い選手に力を誇示する気持ちは強いですか。

「ホントに相手がどうというのは本当にないです。チャンピオンでも若い子でも、同じように出し惜しみなく100パーセントの力を出し切る。今やっていることを出し切るだけなので」

──今後に関しては、目標はパンクラスのフェザー級王座ですか。

「継続的に出させてもらえるなら出たいです。ROAD TO UFC JAPANがフェザー級だから、そっちに行っている選手も多いし。俺には1ミリも話はなかったですけどね(笑)」

──それはライト級だと思われていたからじゃないですか。

「いやぁ、俺もアピールしていたから。でも、華麗なるスルーでしたね(笑)」

──年齢というのはあると思います。

「自分もこういう見てくれだし、メディアに出られる容姿じゃないですからね」

──今もCAGE FORCEがあれば(笑)。

「でも、あの時代に俺はかまけていたけど、(福田)力は同じころにAKAに行き始めましたから。あの頃に俺が力と一緒にAKAに行って汗をかいていたら違う流れになっていたかも。だから……ってことじゃないですけど、パンクラスでも当てられた相手にしっかり勝っていくことですね」

──ウィル・チョープの名前を出されましたが。

「そこはこの試合に勝ってからですけど、ウィル・チョープでもナム・ファンでも、タクミさんでも誰とでも戦います。矢地(祐介=PXCフェザー級王者)とか、試合後の体重で75キロとかあるんです。10キロ戻っている。ライト級からフェザー級に落としても、結局はそういうところで戦うことになるし。

だから、俺もちゃんと水抜きとかして、自分を追い込んで試合に向けて気持ちを創っていかないと。減量とかせず、ライト級で戦っているときは、試合前も『始まると、嫌いでもない人間を殴らなきゃならないのか』なんていう気持ちにもなっていたんです」

──動物性蛋白を取らないから、闘争心が薄れているのではないですか。

「いや、それは……。でも、減量をすることで相手のこともムカついてくると思うし(笑)」

──ハハハハ。インタビューに外れなしの朴選手、試合も楽しみにしています。

「アッハハハハ。止めてくださいよ、回りの子も笑っちゃってんじゃないですか。まぁ、しっかりと戦いますよ」

■ Pancrase267対戦カード

<フェザー級/3分3R>
狸瑪猿シュン(日本)
上久保周哉(日本)

<第21回ネオブラッドTフェザー級/3分3R>
中原由貴(日本)
三苫“キングコング”亮人(日本)

<第21回ネオブラッドTフェザー級/3分3R>
横山恭典(日本)
平山学(日本)

<第21回ネオブラッドTバンタム級/3分3R>
川原玲郁(日本)
山本哲也(日本)

<第21回ネオブラッドTバンタム級/3分3R>
竹本啓哉(日本)
神田T800 周一(日本)

<第21回ネオブラッドTスーパーフライ級/3分3R>
桑原悠(日本)
小川徹(日本)

<ライト級/5分3R>
徳留一樹(日本)
J.J.アンブローズ(米国)

<バンタム級/5分3R>
中島太一(日本)
ビクター・ヘンリー(米国)

<フェザー級/5分3R>
牛久絢太郎(日本)
朴光哲(日本)

<ウェルター級/5分3R>
レッツ豪太(日本)
鈴木槙吾(日本)

<フェザー級/3分3R>
田村彰敏(日本)
稲葉聡(日本)

<スーパーフライ級/5分3R>
古賀靖隆(日本)
上田将竜(日本)

<ウェルター級/3分3R>
高木健太(日本)
窪田幸生(日本)

<フライ級/3分3R>
武蔵幸孝(日本)
曹竜也(日本)

<スーパーフライ級/3分3R>
清水俊一(日本)
井島裕彰(日本)

<スーパーフライ級/3分3R>
仙三(日本)
加藤直之(日本)

<フェザー級/3分3R>
近野淳平(日本)
MIKE(日本)

<ライトフライ級(-52.2kg) 3分3R>
江泉卓哉(日本)
リトル(日本)

<バンタム級/3分3R>
CORO(日本)
井関遼(日本)

<バンタム級/3分3R>
滝田J太郎(日本)
合島大樹(日本)

<ライト級/3分3R>
蓮實光(日本)
ヤマモト・ショーヘイ(米国)

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