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【Bellator】マルロン・サンドロ、ステパーリャンに大苦戦の判定V

2013.02.08

Sandro

【写真】ペナルティがあったとはいえ、3Rにテイクダウンから試合を支配できたことが大きかったマルロン・サンドロ(C)KEITH MILLS

<フェザー級T準々決勝/5分3R>
マルロン・サンドロ(ブラジル)
Def.2-0:29-27, 29-27, 28-28
アコップ・ステパーニャン(ロシア)

ジョゼ・アルドをセコンドに従えたマルロン、まずは右ローを見せる。続くシングルレッグは距離が合わず、ステパーニャンに簡単にかわされてしまう。豪快な後ろ回し蹴りを見せたステパーニャン、これは距離が合わずマルロンが組みついてテイクダウンを狙う。バックを取られ、ケージにもたれるステパーニャンは、後方に投げられそうになってケージを掴む。

この行為でレフェリーに注意を与えられながら距離をとったステパーニャンは、蹴りを掴まれるも足を引抜き、再び後ろ回し蹴りへ。破壊力のあるステパーニャンの打撃に我慢の展開が続くマルロン。ステパーニャンは後ろ回し蹴りからミドル、さらにヒザ蹴りなど打撃で試合をリードする。残り90秒、マルロンはまたも足をキャッチできずテイクダウンに結び付けることができない。マルロンの右に後ろ回し蹴りをあわせたステファーニャンは、蹴りから右フックにつなげる。組みついてシングルレッグからダブルに移行したマルロンが、最後の最後で大きくステファーニャンを抱え、テイクダウンを奪ったところで初回が終了した。

2R、左ハイを見せたステファーニャンが、右ストレートをヒットさせる。後ろ回し蹴りにテイクダウンを合せるも、すっぽ抜けたマルロンは直後に、後ろ回し蹴りから右を受け動きが止る。ステパーニャンは左ミドルを放つと、マルロンは組みついていくも、逆にトップを奪われてしまう。劣勢のマルロンはハーフから潜ってシングルに出るも、パウンドを落される。攻撃を仕掛け、自らスタンドに戻ったステパーニャン、レフェリーがブレイクを命じる。

攻め疲れから、ここからステパーニャンは手数が少なくなる。それでも左ミドルを打ち込んだステパーニャン、マルロンは受けの姿勢からテイクダウン狙いか。続いて後ろ回し蹴りもキャッチし損ねたマルロン、シングルを狙っても前足を取ることができない。逆に強烈な左ミドルを受けると、左から右ストレートを顔面に打ちこまれ、左目が腫れあがる。残り20秒でシングルレッグから組みつき、バックに回ったマルロンは、後方回転しヒールフックを仕掛けたが、ここで2Rがタイムアップに。

最終回開始前、なぜかこのタイミングでステパーニャンにケージを掴んだかどで、1Pのペナルティが命じられる。2R終盤に、再びケージ掴みが見られたということだが、これで2回は9-9のイーブンになったことが予想される。逆転の芽が広がったマルロンは、1分経過の時点でシングルレッグからテイクダウンへ。ハーフからパンチを落すマルロン、ギロチンで固めるステパーニャンはブレイクを勝ち取る。

続く後ろ回し蹴りに対し、ややタイミングをずらして組みついたマルロンがテイクダウンに成功する。カンヌキでガードを取るステパーニャン、グラウンドでは極端に動きが少ない。スラムを2度続け足を割ろうとするマルロンは、結局4度スラムでケージ際にステパーニャンを運び、パウンドを落す。しかみつくばかりのステパーニャンは、そのままガードを取り続け試合はタイムアップを迎えた。

ベラトールのトーナメント戦はドローの場合は延長ラウンドが存在するが、これまで延長戦に勝負がもつれ込んだことはない。ただし、この試合はペナルティによって、28-28というスコアも考えられるが、果たして――。結果、ジャッジの裁定は一人が28-28でドロー、残る二人が29-27でマルロンを支持。つまり、1Rの終盤のテイクダウンとケージ掴みによって、ステパーニャンはこのラウンドを失っていたことにある。結果、ペナルティが重くのしかかったことになるが、マルロンにとっては命拾いの勝利であることは間違いない。

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