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【TOP FC06】詳細<02> メイン&ライト級GP準決勝 ヤン・ドンイがホールマンをパウンド葬

Yang Dong-Gi vs Hallman【写真】急遽出場となったデニス・ホールマンと90キロ契約で戦い、圧勝したヤン・ドンイ。イム・ヒョンギュと並ぶKTTの中量級トップファイター、本来のミドル級での活躍に期待したい(C)MOOZINE

5日(日・現地時間)、韓国ソウルのオリンピックホールで行われたTOP FC06「Unbreakable Dream」。韓国第二のMMAプロモーションとして活動するTOP FC、2月のプサン大会に続き、2カ月のインターバルで開催された同大会の模様は2度に分けてお届けしたい。後編はメインとライト級GP準決勝2試合の模様をお伝えします。
<TOP FC06レポート、第1試合~第4試合の模様はコチラから>

<90キロ契約/5分3R>
ヤン・ドンイ(韓国)
Def.1R2分23秒by TKO
デニス・ホールマン(米国)

トレーニング中のケガにより、1年8カ月ぶりのブランクが相手ヤン・ドンイはキャリア75戦の持ち主ホールマンと対戦。ショートノーティス、試合をするにはオーバーウェイトと目されたホールマンは組みからすぐに引き込んでガードを取る。ヤン・ドンイのパウンドに対し、ホールマンは腕十字やスイープを仕掛けるも腕を抜かれて防がれる。ヤン・ドンイはガードの中から体重を掛けたパンチとエルボーを落としていく。

上体を起こして勢いのあるパンチを落とすようになったヤン・ドンイに対し、ホールマンはたまらず背中を向け亀の態勢に。そのままパウンドを続けたヤン・ドンイのTKO勝ちとなった。

Kim Dong Hyun vs TOSHI<ライト級GP準決勝/5分3R>
キム・ドンヒョン(韓国)
Def.1R4分51秒by TKO
TOSHI(日本)

ウェルラウンダー、地味な存在ながら安定した実力を誇るキム・ドンヒョンがローを蹴り込む。フックの交換から、TOSHIのテイクダウンを切ったキム・ドンヒョンが逆に組み付いてバックに回り込みグラウンドへ。ワンフックで背中に乗ったキム・ドンヒョンに対し、TOSHIは背中を伸ばさないように耐え、腕を取りに行く。

腕を振り抜いたキム・ドンヒョンはRNCを仕掛けるも、体が横にずれており極めきれない。と、キム・ドンヒョンはパウンドに切り替え背中越しにパンチを落としていく。動けないTOSHIを見て、レフェリーが試合をストップ。ライト級GP決勝進出を決めた。

※4月4日のTOP FCプレビュー記事に置きまして、TOSHI選手の出場に関し文中で偏った情報と、偏った見解を書き記し、関係者各位、何よりも2週間という準備期間でこの試合を受け、海外で戦ったTOSHI選手への配慮を欠きお詫び申し上げます。いかなる状況であり、命を賭して戦う選手に対し、尊敬心に欠ける記事を執筆、掲載したことを改めてお詫び申し上げるとともに、今後はより思慮深く記事を作成することを心掛けることを約束します。

Kan Jung-Min vs Hwang Gyo-Pyung<ライト級GP準決勝/5分3R>
カン・ジョンミン(韓国)
Def.2R3分56秒by KO
ファン・ギョピョン(韓国)

カン・ジョンミンは韓国ブラジリアン柔術界の名門ドンチョンバエクサン(東天白山)所属のファイター。戦績は6勝5敗2分だが、全13戦中10試合をVTJ、修斗、RINGS、そしてZSTで戦ってきた。キャリア5戦までに佐藤洋一郎、村山暁洋、久米鷹介らと対戦し敗北、2013年4月に小谷直之に敗れて以来、この日まで4連勝中だ。

対するファン・ギョピョンはKTT所属、最近はシンガポールのRebel FCでの試合を含め5連勝中だ。試合は両者が距離とタイミング計り合うという展開が多くなり、幾度なくレフェリーがファイトを促す。カンのミドルキックに対し、フアンはストレートで応酬。テイクダウンを狙うカンに対し、フアンは切ってフックを入れる。ならばとカンが前蹴りやローと蹴りを見せると、ファンもキックで対抗する。蹴りが交錯するなら、ファンがストレートをヒット。さらに距離を取りながら、軽く右のフックを入れ、静かな初回が終了した。

2R、ファンはパーリングでカンの攻撃を防ぎ、続いてストレートを繰り出すが届かない。と、カンの前蹴りがフアンのアゴを捉え、続いてブラジリアン・キックからシングルレッグへ。ファンがスプロールし、右ストレート。ここにカンの右がカウンターで打ち込まれる。足元がおぼつかなくなったファンに対し、フックで追い打ちをかける。ファンも左右のフックを返すが、逆にフックを浴びる。ファンは首相撲で逃れようとしたが、これを解いた感がフックでラッシュを掛け、勝負は決した。結果、この次の試合で勝利したキム・ドンヒョンとファン・ギョピョンの間で初代TOP FCライト級王座決定戦が行われることが決まった。

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