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【UFC MACAO】福田力「結果で、やってきたことの評価は決まる」

2012.11.08

Fukuda Riki

【写真「結果次第で評価が変わるので、自分の信じたことをする」という福田力、覚悟の表れのような言葉だ (C) MMAPLANET

10日(土・現地時間)に開催されるUFC MACAO=UFC on FUEL TV06。日本人5人が出場する今大会、時差がなく移動時間が短いという日本勢のメリットを放棄し、米国はサンノゼから現地入りを果たしたファイターがいる。

福田力、UFC2勝目を狙う彼にインタビューを試みた。

――マカオにはいつ、入られたのですか。

「火曜日の昼ですね。凄く豪華なホテルで驚いています。メチャクチャ広いですし、信じられないほど豪華です」

――とあるUFCのスタッフも『サンフランシスコから14時間も掛かった、クタクタだ』と言っていました。

「自分は大丈夫でした。深夜零時発の飛行機だったので、台北までの14時間と2時間までのマカオと、ほとんど寝ていました。時差ボケも、少し早く目が覚めたぐらいで。テンポも狂ってないです。

食事も鍋を持ってきて、肉や野菜をボイルして食べています。体重も水曜日にアップしたあとで、もう3キロほどです。だから、食事を摂っても大丈夫っていう感じになっています」

――あとはサンノゼで吸収してきたことを、オクタゴンで出すばかりといった感じですか。

「感じ入ることはたくさんありました。ただ、何よりも試合を見てもらって、自分が何をできるかを戦いのなかで発揮することだと思っています。

ジョン・フィッチと一緒にいて、彼の試合前の様子もつぶさに見させてもらいましたし、試合自体も本当に凄かったので、良い刺激を貰いました。ブラジルから戻ってきて、試合直後なのに練習にきて、自分のスパーリングを見てはアドバイスをしてくれました。相手のビデオもチェックしてくれています」

――試合直前になっていますが、新たにトム・デブラスについて警戒すべき点などは増えましたか。

「足関節以外にも、当然のように腕十字は普通にできると思っています。ただし、映像は1試合しか見ていないですし、それも急なオファーで戦っているものだから、分からない部分も多いです。

ただ、色々な選手が回りにいましたから、それぞれタイプの違う選手とトレーニングをすることで自分を高めてきました」

――福田選手もサンノゼからのマカオに入り、日本人選手が口にする時差ボケや飛行機の時間が少ないというメリットを放棄しても、現地で積んできたものがあると。

「トム・デブラスも東海岸からマカオ入りしていて、ミドル級も初めてなので、条件的には自分よりも厳しいぐらいじゃないですか。ハリケーンも来ていましたし。結局、結果論になってしまうと思うんです。

この試合で負ければ、『日本で調整すれば良かったのに』とか、『米国に行って言葉もよく分からないところでやっても仕方ないだろう』だとか、言われてしまうと思います。逆に勝てば『家族と離れて、ストイックにやってきた成果だ』と言われるでしょう。

試合結果次第で、自分のやってきたことの評価は決まってきます。だからこそ、自分がベストだと思ったことを選択すべきだと思います。最大限の努力をしてきたので、あとは本番で思い切り戦い、勝つだけです」

――さきほど福田選手が言われたように、試合から手にしたものが見えるような戦いになることを期待しています。

「本当に色々と感じさせられることが、前回の敗北でありました。自分は痛い思いをしないと、分からないところがあるのですが、あの試合から外国人選手と同じことをやっていては勝てないと思うようになりました。

外国人選手と練習はすべきだと思っています。ただ、同じ戦略で戦うと、MMAは体の強い人間が勝つ世界になってしまう。自分にはそこまでの体はないので、色んな外国人選手とスパーリングをする時も工夫をしてきました。その成果か、良い形になりつつあるので、自分がやってきたことを信じるだけです」

■UFC MACAO「Franklin vs Le」対戦カード

<ミドル級/5分5R>
リッチ・フランクリン(米国)
カン・リー(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
スタニラフ・ネドコフ(ブルガリア)
チアゴ・シウバ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
パウロ・チアゴ(ブラジル)
キム・ドンヒョン(韓国)

<ライト級/5分3R>
五味隆典(日本)
マック・ダンジグ(米国)

<ライト級/5分3R>
ジョン・タック(米国)
ジャン・ティエチュエン(中国)

<バンタム級/5分3R>
水垣偉弥(日本)
ジェフ・ホウグランド(米国)

<バンタム級/5分3R>
アレックス・カサレス(米国)
手塚基伸(日本)

<フライ級/5分3R>
漆谷康宏(日本)
ジョン・リネケル(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
福田力(日本)
トム・デブラス(米国)

<ライト級/5分3R>
イム・ヒョンギュ(韓国)
デビッド・ミッチェル(米国)

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