この星の格闘技を追いかける

【Interview】内村洋次郎<02> 「世界各国から選手が集まるトーナメントを楽しんで、結果を残したいです」

Uchmura【写真】チーム・オーヤマ滞在時、お気に入りの場所でのワンショットはロータス・クラブ=ジム内柔術クラブのバナーの前だった内村(C)MMAPLANET

8月1日(金・現地時間)にシンガポールの新興MMAプロモーションREBEL FC 2「BATTLE ROYALE」に参戦、フェザー級トーナメント初戦でレイドン・ロメロに1RTKO勝利を挙げた内村洋次郎インタビュー、後編。

初戦を試合内容を振り返り、準決勝、そして今後への抱負を内村に語ってもらった。
<内村洋次郎インタビューPart.01はコチラから>

――チーム・オーヤマではISAO選手たちと一緒だったそうですね。

「そうですね。基本的なスケジュールとしては昼にプロ練習があって、夕方からはムエタイ、柔術、ノーギのクラスに分かれていて、そのどれかを選んで参加するという形でした」

――米国では週1日がスパーの日で、それ以外はスパーをやらずに技術練習するジムが多いと聞きます。チーム・オーヤマもそういったスタイルの練習方法だったのでしょうか。

「そんな感じです。スパーの日以外はドリルが多くて、色んな動きを体に刷り込ませていました」

――有名なファイターと肌を合わせることはありましたか。

「イアン・マッコールとは練習しましたね。フライ級なのにめちゃくちゃ重くて…。今のままじゃ勝てねえやと思って、クレアチンとかプロテインもバンバン飲んで、練習するようにしていました。そういう部分から変えていこうって。だから実際に米国で練習してみて刺激は多かったですね。日本にいて分からないことは多いし、知らないことは知っていて損はないと思うんです。もちろん悔しい想いもするだろうけど、そういう経験を糧にして、経験できるうちはたくさん経験しておこうと思います」

――内村選手にとって今回のREBEL FCは初の海外での試合でしたが、どこに日本との違いを感じましたか。

「日本は良い国なんだなと思いました(笑)。海外で試合をする選手はみんなそうだと思うんですけど、例えば現地に入ってからのスケジュールがはっきりと分からなかったり、どのタイミングで動けるのかも分からなかったり。サウナはちゃんと用意してもらったんで体重は落とせましたけど、やっぱり海外で戦うのは日本と勝手が違うなと思いました」

――対戦相手のロメロはフィリピンのURCCを主戦場にしている7勝4敗という戦績の選手でしたが、試合前にはどのくらい情報があったのですか。

「ネットで映像を探したんですけど、2試合分くらいしかなかったんです。だからどんな選手かまでは分からなかったですね。でも自分は相手に関係なく、しっかり自分の動きをするだけなので、あまり気にはならなかったです」

――ふたを開けてみれば、打撃でプレッシャーをかけてロメロのタックルを潰してトップキープ。一度はロメロに立ち上がられたものの、最後はシングルで組みついたロメロにヒジ打ちを入れて、そのままパウンドアウトという展開でした。序盤から動けている手応えはあったのですか。

「そうですね。今回は動けていました。練習していたことも出せたし、そこはプラスになった試合かなと思います」

――内村選手はスタンドで小刻みにステップして動きますが、あれが調子のバロメーターになっているのですか。

「どうすでかね……試合がワクワクして動いているだけかもしれないです(笑)。ただ今回はケージが広くて、相手も下がっていたんで、ちょっとイライラ……というか焦れちゃったんですよ。でもすぐに頭を切り替えられたのはよかったです」

――フィニッシュについては直前のヒジが効いていたのですか。

「はい。あのヒジでガクッと相手の動きが落ちたので、これはもう行こうと思って行きました」

――今回の勝利で無事にトーナメント1回戦を突破することになりました。次につながる大きな勝利だったと思います。

「準決勝は豪州のマイケル・トビンで決まっているんですが、どういうスケジュールで行われるかはまだ分からないんですよ。でもいずれにせよ、このベルトは絶対に獲らなきゃいけないです。それはこれから先につなげるためにもそうだし、一緒に練習している仲間たちとも高めていくためにも必要です」

――昨年までパンクラスを主戦場に戦ってきた内村選手ですが、これからどんなキャリアを積みたいと考えていますか。

「あまり自分がどの団体でどう戦う……ということは考えてないです。まずは目の前にしっかりと勝つこと。それを見せない限りはしょうがないんで」

――UFC経験者のミゲール・トーレスやウィル・チョープも出場しているトーナメントです。このトーナメントをクリアすればUFCも見えてくるはずです。

「トーナメントにはそういった元UFCの選手もいますし、そういう相手に対して自分がどこまで通用するか。それにチョープは身長が193㎝もあって、普通あんなに背が高い選手と戦えないじゃないですか。ああいう相手を目の前にしたら自分からタックルにいっちゃうのかな?とも思うし。そういう意味でも楽しみなトーナメントなんですよね。REBEL FCはシンガポールのイベントだけど、世界各国から選手を集めているし、このトーナメントを楽しんで、そして結果を残したいです」

PR
PR

関連記事

Road FC45

HEAT41

Movie