この星の格闘技を追いかける

【Interview】五輪レスラー=ロメロと対戦、フェイジャォン

2011.09.10

Faijao10日(土・現地時間)、Strikeforceシンシナティ大会で、キューバ出身の五輪レスラー=ヨエル・ロメロと対戦する元ストライクフォース世界ライトヘビー級王者ハファエル・フェイジャォン。

【写真】元ストライクフォース世界ライトヘビー級王者ハファエル・フェイジャォン (C) MMAPLANET

渡米を翌週に控え、最後の追い込みスパーリング・デーを行ったフェイジャォンは、ミノタウロの勝利にモチベーションが上がったと語った。

――ストライクフォースでのヨエル・ロメロ戦が迫ってきました。

「物凄く良いトレーニングを積むことが出て、体調はバッチリだよ。一緒に練習をしてきたアンデウソン・シウバ、ミノタウロがUFCで見せたように、あれだけの試合をやってのけた。そして、次はペイザォン、ジャカレ、そして僕の番だよ。

これだけのメンバーでトレーニングを行なってきたんだ、最高の準備ができないわけがない。ミネソタからジョシュ・ジェネラルテックが合流し、僕らのテイクダウンの技術は攻防ともに凄く進化した。

いつもストライクフォースは、僕の相手にレスラーを用意する(笑)。ミノタウロもそういって笑っていたけど、だからこそ、いつもと同じように戦うこと心掛けている。


もう、前の試合のような最悪のファイトだけはしたくない。二度、対戦相手を軽くみることはないようにして戦う。ロメロのキャリアは関係ない。MMAは一瞬で試合が決してしまうスポーツだからね」

――今日は追い込みの最終日ということもあり、かなり疲れているようにも見えました。

「今日は特別だよ。テイクダウン・ディフェンスのシチュエーション・トレーニングだったからね。僕自身、打撃も使っていないし。パートナーにテイクダウンの態勢まで入ってこらさせて、僕はそこからエスケープを図る。凄く疲れたよ。

Feijao x Jacare【写真】テイクダウンの態勢から、エスケープを図る限定スパーを繰り返し行っていた(C) MMAPLANET

コーチのジョゼ・エスタッキの指示通り、テイクダウンからグラウンドへ賭けて上を取った方がフィニッシュまで狙い、下になった方は立ち上がる――そういうスパーリングだったんだ」

――得意技を封印してのスパーリングだったんですね。ところでUFCを母国で目にして、さらにモチベーションが上がったのではないでしょうか。

「もちろんだよ。ミノタウロの勝利のあとは、みんな、泣きだしちゃって。僕らは家族のようなものだからね、毎日、助け合ってきて。

ミノタウロはこのスポーツの象徴で、レジェンド、そしていつだってエネルギーを与えてくれる。今回は特にね、手術のあとでハードな時を過ごしてからの勝利だった。より強くなって戻ってきたミノタウロを見て、気持ちが盛り上がらないわけがないよ。

こういう本当のチームっていうものの大切さを忘れてしまうファイターもいるからね。僕らはロボットでなく人間なんだ。色んな問題を抱えていても、乗り越えて成長できる」

――今回のUFCリオ大会で、いかにリオデジャネイロの人々がMMA好きなのか改めて理解できたような気がします。

「サッカーだけでなく、MMAがリオの少年たちにとって憧れとなった。本当に最高だよ。日本や米国のように、自分の国を歩いていてファンから声を掛けられる時代がやってくるなんてね。凄いことだよ」

――ところでダン・ヘンダーソンが、ストライクフォースとの契約を延長せずに、UFCに戻るという話も伝わってきます。そうなればフェイジャオンは世界王者を失い、リベンジの機会を逸することになるわけですが。

「これからどうなるかは、僕には分からないし、自分がどうするかも交渉次第だ。僕はそういうことで、メディアに対しても誠実な態度を取りたいから、いい加減なことはいえない。ただ、ベストファイターと戦っていきたい。

そして求められた相手と戦い、そのために体調を万全にしておくことが僕のやるべきことだから。それが僕のゴールだよ。自分がどこまでやられるか、他人に示すんじゃなくて、自分との勝負になる。お金じゃない、このスポーツが好きだから戦っているんだ」

■Strikeforce対戦カード

<ヘビー級GP準決勝/5分3R>
ジョシュ・バーネット(米国)
セルゲイ・ハリトーノフ(米国)

<ヘビー級GP準決勝/5分3R>
アントニオ・ペイザォン・シウバ(ブラジル)
ダニエル・コーミエー(米国)

<Strikeforce世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者]ホナウド・ジャカレ(ブラジル)
[挑戦者]ルーク・ロックホールド(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ホジャー・グレイシー(ブラジル)
キング・モー(米国)

<ライト級/5分3R>
パット・ヒーリー(米国)
マキシモ・ブランコ(ベネズエラ)

<ウェルター級/5分3R>
エヴァゲリスタ・サイボーグ(ブラジル)
ジョーダン・メイン(カナダ)

<ライトヘビー級/5分3R>
マイク・カイル(米国)
マルコ・ホジェリオ・リマ(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
ハファエル・フェイジャオン(ブラジル)
ヨエル・ロメロ・パラシコ(キューバ)

<女子バンタム級/5分3R>
アレクシス・デイビス(カナダ)
アマンダ・ヌネス(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
ドミニク・スティール(米国)
クリス・ミレツウェク(米国)

PR
PR

関連記事

Tokyo Int JJC

Movie