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【Shark Fights13】ソクジュKO勝ち寸前で失速、逆転負け

2010.09.12

<ライトヘビー級/5分3R>
ヒューストン・アレキサンダー(米国)
Def.2R1分31秒/TKO
ティエリー・ソクジュ(カメルーン)

【写真】昨年末、キンボ・スライスに敗れたヒューストン・アレキサンダーが、同じく元UFCファイター=ソクジュを下して復活 (C) KEITH MILLS

アレキサンダーのローをかわし、自ら右ローを入れるソクジュ。アマリロのファンはUSAコールでアレキサンダーをサポートする。右前蹴りをヒットさせ、右ハイを見せたソクジュにアレキサンダーが組みつくが、すぐに自ら距離をとる。

ソクジュの右フックがテンプルにヒットし、アレキサンダーが両ヒザから崩れ落ちる。パンチを受け続けながらも、シングルレッグの姿勢を取り、絶対絶命の危機を乗りきったアレキサンダーだが、直後に投げからトップを奪ったソクジュが、パウンドを連打。ここでもシングルレッグからサバイブに成功したアレキサンダーは、さらに強烈な左右のフックを受けると、自ら組みついて引き込みを見せる。


ハーフガードでラウンド終了までの1分を乗り切ろうとするアレキサンダーだったが、動きが止まったソクジュに対し、一転リバーサルでトップを奪うと、左のパウンドを落としていく。続いて右の連打を入れたアレキサンダーの頭が、ソクジュの顔面をヒットするが、レフェリーがラウンド終了ということを考慮してしまったのか、そのまま流して初回が終わった。

2R、左ストレートを伸ばしたアレキサンダー。息を吹き返したアレキサンダーの動きが、ソクジュを上回る。スピードに欠けるソクジュは、パンチを2発受け、続いてヒザからストレートを打ち抜かれると、ケージを背にしゃがみ込むように崩れ落ちる。アレキサンダーは速射砲のようにパウンドを落とし、ついにソクジュが背中をキャンバスにつける。

防御ができなくなったソクジュを見殺しにするようにストップをかけないレフェリー、アレキサンダーは当然パンチを落とし続けると、ようやく試合がストップされる。大逆転勝利を挙げたアレキサンダーは、感情が高ぶり、涙を見せた。

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