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【TUF19】フランキー・エドガー 「TUFコーチはステップアップ」

2014.04.22

Frank Edgar

【写真】 取材時はUFCのプロモーション期間でないためかフランキー・エドガーは、スポンサー関係でなくRABJJ、ヒカルド・アルメイダ・ブラジリアン柔術のTシャツを着用していた(C)MMAPLANET

16日(水・現地時間)から全米で中継が始まったTUFシーズン19。そのコーチ役に抜擢されたフランキー・エドガーは、7月6日(土・同)にコーチ対決として、BJ・ペンと3度目の対戦を行うことが決まっている。

元UFC世界ライト級王者、フェザー級転向3戦目がレジェンドとの対戦となったエドガーにTUF出演、そしてBJ戦について尋ねた。

──フランキー・エドガーのイメージは、家族をとても大切にし、UFCで有名になっても派手な振る舞いなど本当にない静かな家庭人というものでした。そのフランキーがTUFでコーチを務め、TVの前でどのような言動をするのか、とても楽しみです。

「TUFのコーチ役の話を貰った時は、エキサイトしたよ。これまでの歴代のTUFのコーチ達を見てみると、チャック・リデル、ランディ・クートゥアー、ティト・オーティズ、GSPと錚々たる名前が並んでいる。皆、偉大なUFCチャンピオンでビッグネームばかりだ。その中に自分が加わることできるのであれば、また一つステップアップになると思った。実際に収録に参加して、あんなに大変だとは思いもしなかったけどね(笑)。

コーチという役割については、レスリングの指導をずっとしてきたし、その対象が子供達からUFC志望者になっただけでね。とにかくTUF出演は、自分のキャリアを次の段階に進めることになると思ったよ」

──常にカメラが回っている状況はいかがでしたか。

「これまで経験してきたドキュメンタリーの撮影も、ジムだけでなく家のなかにもカメラが持ちこまれてきたから、それほど大きな違いは感じなかったよ。ただ、TVショーを意識するよりも、チームのメンバーたちが如何に強くなれるのか、試合で勝つかという部分に意識の多くを持っていっていた。彼らも不平不満を口にすることなく、ずっと僕の言っていることに耳を傾け、尊重し続けてくれた。あの6週間という短期間で、あれだけの新たな経験ができたことはとても良かったよ」

──これまで2度に渡り勝利を収めているBJ・ペンとTUFコーチ対決として3度目の対戦を行うことになりました。

「TUFのコーチ役になるということは、その先にBJとの戦いがあるということだからね。UFCが言ってきたことだし、僕は彼らのアイデアに従うだけだよ。BJは戦い続けて来たし、レジェンドだ。3度目の対戦だからといって、決して軽視することなくシリアスに彼との対戦を考えている。初めて戦う相手だろうが、15度目の対戦だろうがファイトはファイト。全ての試合が僕にとってチャレンジだからね。自信過剰になることなく、常にチャレンジャーとして試合に臨んでいる」

──BJ・ペン戦はUFC世界フェザー級王座挑戦に通じている試合だと捉えていますか。

「タイトルを目指すうえで、常に正しいタイミングで最適の相手と戦うことを欲しても、それは難しい。ただ、この試合は3カ月に渡り、対戦が盛り上がるようTVが情報を流し続けるんだ。その場に僕がいる。ファンは名前のあるファイターの試合を見たがる。BJはもともと、このスポーツで最も人気のあるファイターだ。TUFに出演することで、僕の知名度も上がり、ファンが求める存在になって、次の試合を臨むことになる。

僕はもうフェザー級でも常に1位か2位にいるタイトル・コンテンダーだし、BJというファイターと戦うことで、僕の評価が変わることはない。そして試合に勝てば、タイトルに近づくことはあっても、遠くなることはないだろう。そういう部分でも、意味のある試合になるよ」

──BJはこれまでフェザー級で戦ったことがありません。かつてヘビー級でも試合をしたことがあるBJのフェザー級での実力がどのようなものだと予測していますか。

「これまでのように強いままだろう。ウェルター級でもライト級でもそうだったようにね。それにBJは特別に大きなファイターじゃない。去年の10月から11月にかけて撮影が行われたけど、あの時でもきっと165ポンドぐらいしかなかったように思う。あの時点で落そうと思えば、145ポンドに苦も無く落せるように見えたよ」

──ではフランキー、あなた自身はフェザー級で2試合を経験しましたが、どのような手応えを感じていますか。

「フェザー級に落すこと自体、肉体的には何ら問題はなかった。僕はライト級でもフェザー級でも大きな方じゃない。体重を落とすことも、とても簡単だったよ。体重を落とすことは試練でも何でもなかった。ライト級時代より、よりナチュラルウェイトではあるけど、ライト級もフェザー級も変わりないよ」

──対戦相手のスピードやペースは、ライト級時代の対戦相手と変わって来ませんか。

「確かにその通りだね。ライト級時代の相手と比較すると、少し小さくて、少し速く、反応も少しだけ良いだろう。それとスタミナもあるかもしれない。いずれにせよ、シャーウス・オリヴェイラとジョゼ・アルドと戦って、ライト級時代と同じように僕のガスタンクは対戦相手より大きいと感じたんだ。

そしてライト級時代の方がテイクダウンやトップコントロールに力を使う必要があったから、フェザー級で戦うと同じような試合をしても、スタミナに余裕ができるんだよ」

<この項続く>

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