【ONE】4月5日大会が五輪以降、下半期にリスケ。「より良い大会にするために」(秦ONE JAPAN代表)
【写真】現状、ONEのホームページのイベンツ・カレンダーはこのようになっている(C)ONE
11月4日(月・現地時間)、ONEチャンピオンシップが発表した2020年度上半期のイベントスケジュール──先週金曜日のクアラルンプール大会を終え、ホームページのイベンツ・ページが2019年から2020年に切り替えられているのだが、そこで日本大会が確認できない状況になっている。
イベント発表の際には来年度の日本大会は会場名こそ明らかとなっていなかったが、4月5日(日)に東京開催と記されていた。
しかし、現状ONEのホームページを確認すると、1月10日のバンコク、同31日のマニラ、2月7日のジャカルタ、同28日のシンガポール、そして3月20日のホーチミンに続き、4月11日が重慶、ここから17日のクアラルンプール、そして5月29日のマニラ、6月5日のジャカルタという9大会になっている。
11月発表のスケジュールでは3月28日が重慶で、翌週に東京、そして4月24日のクアラルンプールという順序だった。それが上記のように重慶とクアラルンプールの日程が変更され、さらに5月15日のマカオ及び6月19日のソウルと、いわば東アジアの3大会がカレンダーから抜け落ちた形だ。
開催都市の高層ビル群のグラフィックがはめ込まれたイベンツ・カレンダーのページだけにこれらの大会が人為的ミスによって抜け落ちたとは考えられない。
MMAPLANETではONE JAPANの秦アンディ英之代表にこの理由を尋ねると、以下のような返答があったのでお伝えしたい。
秦アンディ英之ONE JAPAN代表
「今回、1度は4月5日に日本大会を開催するという発表がありながら、同イベントをリスケジューリングしなければならなくなったことをONEアスリート及び関係者の方々、何よりもファンの皆様にお詫び申し上げます。
この決定が下された理由としまして2020年は東京五輪が控えており、スポーツやエンターテイメントは五輪への注目度が色濃くなっていくことが予想され、より良いONEチャンピオンシップ日本大会を開催する時期には相応しくないという意見が見られるようになりました。そしてONEグローバル、ONE JAPANの間で協議を重ねた結果、日本大会は五輪後の下半期、年内により大きな会場を使用することを視野に入れ、とり行う運びとなりました。
また4月5日には、日本以外の国で過去の日本大会に匹敵するビッグショーを開く予定です。以上のような理由で誠に勝手ながら、日本大会開催に向け日程は変更されますが、必ずや皆様方に納得してもらえるより充実した、日本大会を行うよう努力することを約束いたします」