【UFN161】距離感がつかめないマッケンジーにヒーバスがフルマークで判定勝利
＜女子ストロー級／5分3R＞
アマンダ・ヒーバス（ブラジル）
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
マッケンジー・ダーン（米国）
右に回るヒーバスに対し、左ジャブを打つマッケンジー。マッケンジーの右ストレートに、ヒーバスはバランスを崩す。しかしマッケンジーのパンチに、マッケンジーも下がる。マッケンジーのワンツーに右を返すヒーバス。マッケンジーは右フック、インサイドからヒーバスも右をヒットさせる。ヒーバスの右インローでバランスを崩したマッケンジー、立て直してワンツーを放つもヒーバスは打ち返す。マッケンジーがテイクダウンを狙うも、尻もちをついたヒーバスはすぐに立ち上がる。
ジャブの打ち合いは、リーチに勝るヒーバスの左が当たる。打撃戦ではバランスを崩すことが多いマッケンジー。ここで組み付いたが、ヒーバスが払い腰で切り返し、トップを奪った。残り1分、ヒーバスが固めきってラウンド終了のブザーを聞いた。
2R、ジャブから距離を詰めていくマッケンジー。左足へシングルを仕掛けるが、ヒーバスはこれをカットする。スタンドではマッケンジーが大きな右を振るうが、コンパクトなヒーバスのパンチがヒット。さらに早い右がマッケンジーの顔面を襲う。マッケンジーの左ジャブに右クロスを合わせるヒーバス。テイクダウンも防ぎ、スタンドでもペースを握る。互いにジャブを打ち合うが、リーチで上回るヒーバスのパンチが当たる。残り1分、マッケンジーがテイクダウンを狙うも、切り返したヒーバスがトップへ。両者立ち上がり、最後はパンチの交錯で終えた。
最終R、マッケンジーは前に出るが、右を振るいながらバランスを崩してしまう。距離感がつかめていないように見えるマッケンジー、ヒーバスのパンチがマッケンジーの顔面をとらえる。マッケンジーはヒーバスの左足にシングルを仕掛けるも、カットしたヒーバスがトップからパンチを浴びせる。やや疲れが見えるマッケンジー。前に出るもヒーバスのパンチが当たる。ヒーバスはロングレンジで右をヒット。マッケンジーは幾度もシングルレッグを狙うが、ヒーバスの足に届かず。終了間際、ヒーバスがラッシュを仕掛けて試合を終えた。
最後まで距離感がつかめていなかったように見えたマッケンジーに対し、的確にパンチを当て、テイクダウンをカットしたヒーバスがフルマークの判定勝ちを収めた。
