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【PFL2019#07】プレーオフ開戦。グライコ・フランサは好調維持できるか。女子はハリソン&カフマン独走

Franca & Brrada boy【写真】2試合連続一本勝ちで首位という立場でプレーオフを迎えるフランサと、巻き返しを図るブラダボーイ(C)PFL

11日(金・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのマンダレイベイ・イベンツセンターでPFL2019#07が開催される。

レギュラーシーズン終了から2カ月、プレーオフの戦いの火ぶたが切って落とされる。今大会ではランキング4位までの選手が準決勝を戦うと、ランク8位までのファイターがジ準々決勝及び、準決勝を戦うウェルター級戦でファイナル進出選手が決まる。


準々決勝は5分2R制で、勝った選手が5分✖3R制の準決勝に進出するというフォーマットのプレーオフは、初戦の顔合わせはランキング1位と8位、2位と7位、3位と6位、4位と5位の顔合わせが自動的に決まっている。

また米国MMA界では稀な2Rという偶数ラウンドとなっているが、これはドローになった場合はランキング上位進出選手がセミファイナル進出することが決まっていることで採用されているラウンド数だ。

つまりレギュラーシーズンの試合結果が、ここにきて重要になってくるようPFLでは仕組まれている。よって準々決勝は上位選手が初回をリードすれば、2Rは無理せず戦い、下位選手が遮二無二フィニッシュを狙って空回りするという試合展開がよく見られる。今回の準々決勝で、この特典を手にしているのはウェルター級KOP正規王者のグライコ・フランサ、そして昨年王者のマゴメド・マゴメドカリモフ、サディボウ・シ、ジョン・ハワードの4名ということになる。

昨シーズン、ジェイク・シールズを2度倒し旋風を巻き起こし、準優勝に輝いたブラダボーイことレイ・クーパー3世はレギュラーシーズン2戦目でハワードにKO負けを喫し6位に沈んでおり、3位のシとの対戦から巻き返しを図る。とはいっても、シも初戦のデビッド・ミショーで初回KOのボーナス3が効いた形の上位進出で、戦績的にはフランサに一本負けを喫しており1勝1敗でしかない。十分に逆転、準決勝進出をブラダボ―イが決める可能性はある。

Harrison & Kaufmanまた8人参加だったため準決勝が2試合のみ組まれた女子ライト級戦は、レギュラーシーズンもプレーオフもなぜ必要だったのかと思われるほど、圧倒的にカイラ・ハリソンとサラ・カフマンが有利なセミファイトといえる。

■ PFL2019#07対戦カード

<ウェルター級準決勝/5分3R>
TBA
TBA

<ウェルター級準決勝/5分3R>
TBA
TBA

<女子ライト級準決勝/5分3R>
カイラ・ハリソン(米国)
ジャナ・ファビアン(豪州)

<女子ライト級準決勝/5分3R>
サラ・カフマン(カナダ)
ラリッサ・パシェコ(ブラジル)

<ウェルター級準々決勝/5分2R>
ジョン・ハワード(米国)
デビッド・ミショー(米国)

<ウェルター級準々決勝/5分2R>
マゴメド・マゴメドカリモフ(ロシア)
クリス・カーティス(米国)

<ウェルター級準々決勝/5分2R>
グライコ・フランサ(ブラジル)
アンドレ・フィアーリョ(ポルトガル)

<ウェルター級準々決勝/5分2R>
サディボウ・シ(スウェーデン)
レイ・クーパー3世(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ジェシー・ロンソン(カナダ)
ニコライ・アレクサヒン(ロシア)

<ウェルター級/5分3R>
ブレンダン・ラグネン(英国)
マット・ワギー(米国)

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