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【Pro BJJ】新潟でプロ柔術大会=越後荒波01 見所を風田陣ピロクテテス新潟代表に訊く

Arao【写真】パイセンに挑む鷲尾俊(C)PHILOCTETES NIIGATA

23日(月・祝)、新潟市中央区の新潟ロッツでピロクテテス新潟主催のプロ柔術大会、越後荒波01が開催される。

MMAキック・ライト級から修斗に転向し、アマからプロで活躍したピロクテテス新潟風田陣代表が陣頭指揮を執る今大会は、午前中には柔術オープントーナメントも行われ組み技DAYとなる。


メインの小見川道大✖鷲尾俊はグラップリングマッチで、柔術では先のIBJJFアジア柔術選手権のマスター3黒帯ライトフェザー級優勝の大久保ヤスシと井田悟のライバル対決など6試合が組まれている。またポイント制でなく、ラウンド事にジャッジがポイントを裁定するMMA的な判定決着があるのもこの大会の特徴だ。

また4チーム参加の3✖3団体対抗戦がグラップリングはピロクテテス新潟=新潟、SAI-GYM=新潟、ブレイブハート=福島、飛翔塾=長野からの参加となり地域交流のイベントの性格も持っている。MMAPANETでは風田代表に新潟の柔術の現状、そして大会の見所を尋ねた。

風田陣
「修斗に私が転向したときに、その必須科目でもある柔術の練習に関しては、体育館の武道場で組技や柔術で強くなりたい人間が集まる無料の道場、関屋柔術クラブがありました。現レナトゥス柔術アカデミー代表の佐藤孝の師匠でもあるロサンゼルス在住のグレンさんが柔術の種を蒔いて、それを佐藤さんが引き継ぎ水をやって花を咲かせてくれました。強くなりたい人間だけが集まる自由な空間でした。

今現在も関屋柔術クラブは存在します。県内のプロシューターや柔術家たちなら必ず1回はお世話になっている道場です。今回、総合格闘技や柔術界が盛り上がっているなか、新潟の柔術界の底上げと自分から恩返しとして、この大会を開いて起爆剤になればと思いまして、主催いたしました。

メインのグラップリングマッチは、体重では8キロほど軽いであろう格上の小見川さんに、  鷲尾俊がどれだけ向かっていけるのか。剛の中にも柔があるグラップリングで勝負してほしいです。MMAファイターと柔術黒帯家の戦いになると思います。

01柔術では大久保康史と井田選手の試合に注目してほしいです。去年11月のプロ修斗の越後風神祭り6で対戦した時に大久保は井田選手に負けています。井田選手の下からの波状攻撃でガンガン攻められ、三角の餌食になりそうになりながらも何とか防いで判定負けでした。これで井田選手との対戦は1勝1敗なので決着となります。大久保はアジアで優勝しているので、勢いを持続しているのか注目です。

■越後荒波01対戦カード

<グラップリング73.5キロ/5分2R> 
小見川道大(日本)
鷲尾俊(日本)

<グラップリング団体戦決勝>
TBA

<ライトフェザー級/5分2R>
井田悟(日本)
大久保ヤスシ(日本)

<ライトフェザー級/5分2R>
後藤貴史(日本)
井上祐弥(日本)

<フェザー級/5分2R>
金物屋の秀(日本)
皆川光生(日本)

<フェザー級/5分2R
大前進一郎(日本)
大柴貴司(日本)

<女子ルースター級/5分2R>
木越めぐみ(日本)
Kyoka(日本)

<ライトフェザー/5分2R>
高橋弘毅(日本)
渡辺龍郎(日本)

<グラップリング団体戦出場チーム>
ピロクテテス新潟(勇星、長濱靖、水口睦月)
SAI-GYM(若林康弘、加藤裕彦、中村大介)
ブレイブハート(芳原零、三浦昌朋、津田麗茉)
飛翔塾(平澤克明、宮澤和郎、大前進一郎)

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