【Bellator226】二冠王ライアン・ベイダーがヘビー級初防衛戦。チーク・カンゴに勝機有り!!
【写真】この写真のようなローではなく、それより上の蹴りをテイクダウンを恐れずに出すことができればカンゴの勝機が広がる (C)BELLATOR
7日(土・現地時間)、カリフォルニア州サンノゼのSAPセンターでBellator226「Bader vsKongo」が開催される。
スコット・コーカーのお膝元のビッグショーは、16人参加のフェザー級ワールドGPの開幕戦を迎え、注目のパット・カーラン✖アダム・ボリッチ戦を始め、1回戦4試合がマッチアップされている。そんな今大会のメインではBellator世界ライトヘビー級&ヘビー級二冠のライアン・ベイダーが、チーク・カンゴの挑戦を受けヘビー級王座の初防衛戦を行う。
2017年7月にUFCからベラトールに移り、その初戦でフィル・デイヴィスを破ってライトヘビー級の頂点に立ったベイダーは、リットン・ヴァッセルを相手に初防衛に成功すると昨年はヘビー級ワールドGPに参戦し、キング・モー、マット・ミトリオン、そして今年の1月にエメリヤーエンコ・ヒョードルを左一発、35秒で倒してヘビー級のベルトもその腰に巻いた。
対するカンゴはライトヘビー級から出場選手が多数を占めたワールドGPへの出場を逃したもの直近の試合では元世界王者ヴィタリー・ミナコフにキャリア22戦目の初黒星を経験させ、ティモシー・ジョンソンとハビー・アヤラを初回でKOするなど、8連勝中だ。
カンゴの強さは、その初回KOに代表されるように破壊力抜群の打撃を持ちながら、渋い試合ができる点にある。もちろん、ケージ際の押し込みを続ける強さが彼の評価を高めていない要因にもなっているが、相手の攻撃を見切って組んで止まるという動きをされると絶好調のベイダーも苦戦を強いられるはずだ。
と同時に王者ベイダーがベラトールで好調をキープできている要因の一つに、蹴りを使う相手が少なかったことが考えられる。よってテイクダウンかオーバーハンドが判断のつかない、クラウンチングからの飛び込みが可能だった。対して、カンゴは中間距離での蹴り、さらに接近戦でのヒザがある。これらの動きでベイダーをけん制し、上体を立たせることに成功すれば、王座奪取も夢でない2度目のベラトール世界ヘビー級王座挑戦となる。
■ Bellator226対戦カード
<Bellator世界ヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]ライアン・ベイダー(米国)
[挑戦者] チーク・カンゴ(フランス)
<フェザー級ワールドGP1回戦/5分3R>
ダニエル・ストラウス(米国)
デレック・カンポス(米国)
<フェザー級ワールドGP1回戦/5分3R>
パット・カーラン(米国)
アダム・ボリッチ(ハンガリー)
<フェザー級ワールドGP1回戦/5分3R>
エマニュエル・サンチェス(米国)
ティワン・クラックストン(米国)
<フェザー級ワールドGP1回戦/5分3R>
サム・シシリア(米国)
ペドロ・カルバーリョ(ブラジル)
<フェザー級/5分3R>
ガストン・ボラノス(ペルー)
ダニエル・コーリー(米国)
<ミドル級/5分3R>
アイヴァン・バチニック(米国)
ダニエル・コンプトン(米国)
<ライト級/5分3R>
クリス・ゴンザレス(米国)
ルイス・バルガス(米国)
<ライト級/5分3R>
ジェイク・スミス(米国)
アダム・ピコロッティ(米国)
<フェザー級/5分3R>
ハイダー・アミル(米国)
イグナシオ・オーティズ(米国)
<ミドル級/5分3R>
コーネリアス・サベージ(米国)
エヴァン・グベラ(米国)
<バンタム級/5分3R>
ガース・ベル(米国)
アイサイア・ロチャ(米国)
<女子フェザー級/5分3R>
アンバー・レイブロック(米国)
ジェシカ・ボルガ(米国)
<ミドル級/5分3R>
ファビアン・グティエレス(米国)
アラン・ベンソン(米国)
<フライ級/5分3R>
ダニエル・ゴンザレス(米国)
ジョン・アダムス(米国)
<ウェルター級/5分3R>
ジェイムス・テリー(米国)
バツベレル・ダグバドルジ(モンゴル)
<フェザー級/5分3R>
ピーター・イシグロ(米国)
エリアス・アンダーソン(米国)
<フェザー級/5分3R>
アシュレイ・グリムショー(英国)
ジョン・マカパ(ブラジル)
<ウェルター級/5分3R>
アブラハム・ベイサ(米国)
ヘナト・アウベス(ブラジル)
<180ポンド契約/5分3R>
アルバート・ゴンザレス(米国)
タイソン・ミラー(米国)