【Polaris11】下からの仕掛けが多かったランガカーが、ティノコに2‐1で判定勝ち
<道着ミドル級/15分1R>
トミー・ランガカー(ノルウェー)
Def.2-1
マルコス・ティノコ(ブラジル)
過去1勝1敗の両者がノーポイント&サブオンリー道着マッチで対戦。まずクローズガードを取ったティノコがスイープに成功して上に。ポイントがないため、ランガカーも下を選択するように一回転する。上になったティノコもすぐに寝転がり、ズボンの裾を掴んで右足を取りに行く。この動きを利用し、ベリンボロからバックを狙ったランガカー。ティノコは離れて立ち上がる。下攻めのランガカーに対し足を取りに行ったティノコだが、ここでもランガカーがバックを狙いつつ上を取りレッグドラッグへ。
ティノコが足を絡めていくと、ランガカーが帯を掴んでバックを狙う。正対し逃れたティノコは執拗にズボンを掴んで、足を絡めていく。両者がシットアップを狙い、ティノコが上を取り切る。ランガカーはパス狙いを許さず、足を絡めようとする。ニーシールドでラペルを取り、回転して上を狙ったランガカー。ここもティノコが離れて立ち上がる。ヒザをついたティノコに、ランカガーがヒザ十字を仕掛ける。ティノコが対処するが、積極的なのはランガカーだ。
残り6分半、立ち上がったティノコのラペルを取ったランガカーがシングルを狙うもティノコが反応し、ガードに戻る。自ら離れてマット中央に戻ったティノコはパスの圧力を高める。場外際まで押し込まれたランガカーはクローズドを取り、ブレイクがかかりマット中央で再開へ。オープンになるやパス狙いのティノコだが、足を抜くことはできない。ランガカーはハーフガードで左腕を差し、潜ろうとする。ティノコが防ぎ、クローズドに戻ったランガカーは関節技を仕掛けるに至らない。最後の20秒で両者がスタンドに戻り、互いにダブルレッグを狙う。ランガカーがギロチンを狙ったがタイムアップに。決着はジャッジの裁定に委ねられ、2-1でランガカーが勝利した。