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【DEEP90】神龍誠、18歳11カ月で王座戴冠。スクランブルゲームで柴田を組み伏せる

<DEEP暫定フライ級王座決定戦/5分3R>
神龍誠(日本)
3-0:30-27.30-27.30-27.30-27.30-27.
柴田”MONKEY”有哉(日本)

蹴りの応酬から、右を振るい勢いのあるローを蹴り込んだ神龍は、柴田をケージに押し込んでエルボーを繰り出す。ケージを背負った柴田が首相撲からヒザを返すが、神龍の押し込みが続く。ブレイク後、サイドキックからスピニングバックフィストへ。バックを取った柴田がテイクダウンも、神龍が一瞬の切り返しで上を取る。ガードを取った柴田のオモプラッタや足関節の仕掛けを潰して鉄槌、勢いのあるパンチを入れる神龍。最後も柴田がワキを差してきたところでヒジを連打し初回を取った。

2R、打撃の交換から組み合いになると柴田の内股にも、その勢いで反転した神龍が上を取る。柴田のスイープの仕掛けに対しても、その動きをバネにしたように跳ね上がってトップをキープする。オモプラッタの仕掛けを察知された柴田だが、ワキをくくってバックへ。ここも胸を合わせた神龍だが、終盤に柴田が外掛けヒールでトップを奪いきり、ハーフから一気にマウントへ。神龍はブリッジから起き上がり、上を取り返した。

最終回、右ミドルハイの柴田はローを蹴られた直後にダブルレッグへ。神龍は尻もちをつきながらギロチン・スイープで上を取る。ガードから右足を差し、ワキを潜って左足を背中に通してバックを狙う柴田。神龍は胸を合わせて、バックもトップも許さない。柴田はオモプラッタゲームへ。しかし、神龍は足を捌いてハーフ&胸を合わせて抑え、肩固めを狙う。頭を刈ってフレームを作ろうとした柴田を殴り、ダブルアンダーフックにエルボー、離れると鉄槌を打ち込んだ神龍が最後はギロチンで抱えるように上から柴田を抑え込み、タイムアップへ。

判定は5-0で神龍に。DEEP史上、最年少18歳11カ月でベルトを腰に巻いた神龍は「僕がフライ級最強と証明したいので、大舞台で戦ってみたいですね」と話した。


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