【DEEP90】ビンビン小見川パイセンが、スタミナは切れつつも心は折れず一本勝ち
<フェザー級/5分3R>
小見川道大(日本)
Def.2R2分03秒by 肩固め
オーロラ☆ユーキ(日本)
左ハイを見せたオーロラだが、組んだ小見川が勢いで押してフックを打ち込む。パンチをまとめた小見川に対し、オーロラも右フックを返す。ダブルレッグでテイクダウンした小見川がトップを取りつつ、スクランブルでバックを伺う。絞め狙いの小見川に対し、オーロラは背中を預けきらないものの、左手を制した小見川が右のパンチを連打する。
懸命に背中を見せなかったオーロラだったが、小見川はパンチから片手で絞めをセットアップしようとする。左手を外した小見川は上を選択するが、左腕が自由になったオーロラが腕を差して立ち上がる。直後にテイクダウンを決めた小見川がマウントを奪うも、背中を預けつつ胸をオーロラが合わせていく。ヒザ十字を狙った小見川を殴りつけたオーロラが、スタンドに戻って疲れた小見川にパンチからヒザを狙う。小見川も引かず、両者がダメージを受け、スタミナを切らしながらの打撃戦を終えインターバルを迎えた。
2R、左フックにヒザを合わされた小見川が後方に倒れる。すぐに立ち上がったものの、オーロラの右を被弾し動きが止まる。ダブルレッグに出た小見川が、ギロチンを許さずテイクダウンを決めて息を整えるとパンチをまとめてパスへ。オーロラは下から頭を引き寄せるが、これを抜いた小見川が頭を抱えずに肩固めに出る。形的はヴァンフルーチョークのように喉を圧迫し、タップを奪った。
「こんばんわ。皆さんの応援のおかげで帰ってこれました。ただいまっ!! 俺が帰ってこれないと思ったやつ、クソったれー。佐伯代表には僕を受け入れてくれて感謝しています。10月と11月に連戦で試合をしたいと思うのでよろしくお願いします」と小見川は語った。