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【UFN154】デラロサに寝技に持ち込ませなかったリーが、3-0の判定勝利収める

<女子フライ級/5分3R>
アンドレア・リー(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
モンタナ・デラロサ(米国)

左インサイドローを蹴ったリーが右ストレートを伸ばす。続いて右ローで前足を削っていくリーに対し、デラロサは左ジャブを放ち、右を狙う。リーは左ジャブを入れ、ローから左ストレート。もんどりうったように頭が揺れたデラロサは直後にダブルレッグでテイクダウンを決める。

ケージ際まで移動したリーが、金網を利して立ち上がる。離れたデラロサはリーの左ミドルに、もう一度テイクダウンを合わせる。ここもすぐに立ち上がったリーだが、デラロサの組みに打撃戦に持ち込めない。それでも組みの中でヒザをボディに突き上げ、逆にシングルに出たリーが力ずくでテイクダウンを決めたところで初回が終わった。

2R、リーはローを続け、デラロサが右ロングを伸ばす。ダブルレッグを切ったリーだがボディロックでケージに押し込まれる。体を入れ替えて距離を取り直したリーが、右ローを蹴り下ろす。組みにヒザを突き上げると、デラロサが鼻血を流し白いコスチュームが赤く染まっていく。ダブルレッグをスプロールして、ヒザをいれるリーがプレッシャーを強めて右オーバーハンドを決める。続く左ミドルをキャッチしたデラロサが懸命にテイクダウンへ。上体を残したリーはエルボーを落とし、ハイクロッチもウィザードで耐える。強引なシングルの仕掛けを諦めて離れたデラロサに対し、リーが逆にシングルレッグへ。ボディロックに取ったデラロサがケージに押し込んだところで、タイムアップを迎えた。

最終回、ダブルレッグを切られヒザを受けたデラロサが、ショートのコンビネーションから左ミドルを放つ。直後に差し上げテイクダウンを奪ったデラロサが、リーの立ち上がり際をボディロックテイクダウン。足を束ねはさみ、腰をコントロールしてバックに回る。正面に回ったデラロサに対し、リーは両ワキを差して離れる。続くテイクダウン狙いはオーバーフック&ヒザ蹴りで対処したリーが左ハイを蹴っていく。右ハイを押し返され尻もちをついたリーが、立ち上がるところでデラロサがノーアームギロチンを仕掛ける。

リーが頭を抜くとラバーガード、ハイガードから腰を切っていくデラローサ。上体を起こしてパンチを入れるリーは、腕十字を防いで鉄槌へ。懸命にシングルを狙ったデラロサを潰して、リーが三角クラッチに入るとタイムアップに。リーが3-0の判定勝ちを収めた。

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