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【Pancrase307】ストロー級KOPT=砂辺光久×北方大地02決定。「またあの場所に戻り……」(砂辺)

Sunabe【写真】 今大会にはGladiator勢も出場するが、果たしてライトフライ級王者で砂辺の盟友である宮城友一のパンクラス再参戦、そしてデカゴンでの揃い踏みという日も訪れるのか (C)MMAPLANET

21日(火)、 パンクラスより7月21日(日)に東京都江東区のスタジオコーストで開催されるPancrase307でストロー級キング・オブ・パンクラシスト砂辺光久が、北方大地の挑戦を受けることが発表された。


既にバンタム級KOPT=王者ハファエル・シウバ✖チャレンジャー金太郎、暫定フライ級KOP決定戦=翔兵✖上田将竜という2階級のタイトルマッチが決まっている同大会、真打登場といえる絶対王者・砂辺の参戦が決まった。

ホーム=パンクラスで最後に敗北を喫したのが2011年6月、実に8年の間に14連勝中(※天下一で他に2勝)の砂辺だが、昨年9月にRIZINでDEEP同級王者の越智晴雄に敗れるという──気持ちの収まらない状況にある。

4度目の防衛戦の相手となる北方は、2016年12月に初防衛戦で戦いRNCによって一本勝ちしている相手だ。その後、北方は再び砂辺との戦いを実現させるために4連勝を挙げ、直近の4月大会では砂辺争奪戦といえる曹竜也を下し、今回の挑戦権を手にした。

10カ月振りの再起戦、そして1年3カ月振りのデカゴンにおける防衛戦に関して、砂辺より以下のような意気込みが届いた。

砂辺光久
「北方選手は気持ちが強く、真っ向勝負を挑んでくる生き物として強い選手だと思います。去年のRIZINでは初めてストロー級の試合が組まれたにも関わらず結果を出せなかっただけでなく、ストロー級がRIZINにとって不要と思われるような試合を創ってしまいました。またあの場所に戻り、今度は『パンクラス王“ここにあり!”』というところを見せたいので、そのためにも絶対に負けられない試合です」

再びRIZINへ──という気持ちを吐露した砂辺に敢えて、ONEとパンクラスの提携について尋ねると、「ONEを目指す選手にとって、パンクラスの先に世界が見えるようになったので、とても素晴らしいことだと思います。ただし、自分が目指す”パンクラス王“は、そこにはないという気がしています。なので、自分は自分が思うパンクラス王への道を進みたいです」という答が返ってきた。初志貫徹、砂辺の進むべき道の先に待っているのは──パンクラス=砂辺光久と誰もが想う世界観の確立である。


            

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