【Pancrase350】レスリングの猛者、時田がMMA2連勝。バックコントロールからヒジ連打で砂辺をストップ
【写真】時田が砂辺につけ入る隙を与えず完勝(C)MATSUNAO KOKUBO
<フライ級/5分3R>
時田隆成(日本)
Def.2R4分42秒 by TKO
砂辺光久(日本)
開始早々、砂辺が距離を詰めるも跳びヒザなどはなし。ガードを固めて時田と向かい合う。サウスポーの時田は左に回って、シングルレッグで尻もちを着かせた。体を起こす砂辺は、時田が体重をかけてくるとニンジャチョークも狙う。時はケージまで下がる時田にバックコントロールからパンチの連打を浴びせる。立ち上がる砂辺を押さえ、さらに頭をマットに叩きつけた。砂辺は立ち上がり切ることができない。スタンドの状態でバックに飛び乗る時田。足を差し入れることはできなかったが、バックコントロールでグラウンドに引き戻す。
ここでバックマウントに移行した時田は、パンチで削りながら左腕を砂辺の首に回す。アゴを入れて耐える砂辺。RNCを外した時田は四の字フックに切り替える。砂辺はケージウォークも脱することはできず。時田が四の字フックをキープし、体を起こして右ヒジを入れたが、これは後頭部に当たったか。さらにパンチで削り続けて初回を終えた。
2R、砂辺が距離を詰める。ケージを背にして左に回る時田。左ストレートを伸ばし、シングルレッグで飛び込んだ。尻もちを着かせるとバックに回り、四の字フックで固める。削りつつ左腕を首に回すが、砂辺のディフェンスも固い。ならばとバックから強いパンチを入れていく時田。砂辺は相手の右腕を抱えるも、時田は左一本でパンチの連打を浴びせる。さらに左手のワンハンドでRNCを狙う。これを凌いだ砂辺だが、体を伸ばされて左ヒジの連打を受けてしまう。砂辺が防戦一方になると、レフェリーが試合を止めた。