ノーギ柔術世界王者ジョシュ、アリスターについて語る
8日(日・現地時間)、カリフォルニア州ロングビーチのUCLAピラミッドで行なわれた「THE WORLD NO-GIチャンピオンシップ」、黒帯アダルト・ペサディシモ級で優勝したジョシュ・バーネット。その優勝直後のコメントをお届けしたい(要約)。
「セコンドとして試合を見ているだけじゃくて、参加したいと思っていた。CSWでの練習では、皆からタップを奪えるしね。実は先週の火曜日に日本のJCBホールでプロレスを行ない、水曜日に戻ってきたばかりなんだ。水曜日は練習を休んだけど、木曜日からウェイトを始め、昨日はキックボクシングのスパーリングもしている。
道衣を着た練習? 僕はアマチュアレスリングでは、フリースタイルとグレコローマンをハイスクール時代からやってきて、もう長い間キャッチレスリングを続けている。ビル・ロビンソンとトレーニングをしたこともあるし、少しだけどカール・ゴッチとも練習した。
でも、それ以前に柔道をやっていたことがあるんだ。今はCSWでエリック・パーソンとスパーリングをすることは本当に少なくなっているけど、ヘナート・ババルとレスリングの練習も続けているよ。
テイクダウン、スープレックスのトレーニングは欠かさないよ。シングルレッグやダブルレッグ、不利な体勢にあるところから挽回する練習にも時間を費やしているしね。
決勝で戦ったブルーノ・パウリスタはトレーニング・パートナーなんだ。三角絞めへの対処が完璧だった? まぁ、エルボーを彼に押しつけて対処した。殴りつけたわけじゃないけど、痛みを与えていたんだ。ブルーノはうめき声をあげていたね(笑)。
腕を与えたように見えるかもしれなけど、ヒジを自由に使えていたから、決して危ないことはなかった。ただ、三角を仕掛けられたときに、ああやって腰にプレッシャーを与える以外に、これといって何かをするってことはないけど、彼はトレーニング中も三角絞めを掛けてくるから対処に問題はなかったと思う。
スパーリングだったら、二人とももっと一本を狙いにいくけど、今日はパスを中心に狙い、彼のディフェンスもよかった。タップを奪えればより良かったけど、ブルーノがプッシュしてくれたから、僕は戦えたし、金メダルを獲得できたんだ。
僕らは二人で協力して、強くなってきた。だから、ブルーノとはファイナルでしか戦いたくなかった。ブルーノと決勝と戦えて嬉しいよ。試合が終わって、レフェリーが僕を勝者に選んだ。悪いことじゃないよ。
次の予定? 何も決まっていないけど、ベストチョイスをするつもりだよ。皆が僕の前回の試合を見たがっていたことは十分に分かっている。
アリスター・オーフレイムがヒョードルと戦う試合を楽しみにしている人が多い?
アリスターは最も攻撃面で優れたファイターだ。そして、今は凄く大きくなっている。あの見た目の良さにはジェラシーを感じるよ……。まぁ、いつだってアリスターは危険なファイターだよ。パンチにキック、サブミッションもあるタフ・キッドだ。
ブロック・レスナー? ブロックはエリックとグレッグ・ネルソンと練習しているビーストだ。レスリングは練習面も含めてタフだし、MMAに役立つベースになるからね」