【UFN147】この内容でスプリット? エドワーズがネルソン下し、メインの勝者と対戦アピール
<ウェルター級/5分3R>
レオン・エドワーズ(英国)
Def.2-1:29-27.29-28.28-29
グンナー・ネルソン(アイスランド)
サウスポーのエドワーズが間合いを図るネルソンに左ミドルを見せる。右ミドルを返したネルソンが組み付き、クリンチの攻防からボディロックテイクダウンを決める。蹴り上げから立ち上がろうとしたエドワーズの腰に手を回したネルソンが、もう1度テイクダウンを決める。エドワーズはケージを背にして立ち上がると、体を入れ替えてボディロックテイクダウンを取り返す。
足を一本入れ、背中に回ろうとするエドワーズはチョークを仕掛けながら、背中に張り付いていく。ケージに背中をつけることができずバックを譲ったネルソンは立ち上がっても、持ち上げられて前に崩される。ここでネルソンが離れて立ち上がると、エドワーズが左の蹴りを見せラウンドを締めた。
2R、ハイを蹴り合った両者。ネルソンの右をサイドに回ってかわしたエドワーズが、右ジャブを伸ばす。右を差してきたネルソンに対し、エドワーズが左エルボーを当てて離れる。ンルソンは蹴り足を抱えるように組んでケージへ。体を入れ替えたエドワーズは、ここもヒジを入れて距離を取り直す。右フックを当て、そのままクリンチに持ち込んだネルソンは、ヒザ蹴りをボディに受ける。
間合いを取り直すと、サウスポーを一瞬見せたネルソンがオーソに戻し組んでいく。エドワーズはこれを受け止めて左エルボー。この一発でネルソンが前方に崩れてダウンする。パウンドの追撃から、トップを取りエルボーを入れたエドワーズのビッグラウンドとなった。
最終回、一気に距離を詰めてダブルレッグに入ったネルソン。ケージにエドワーズを押し込みシングルに移行するが、テイクダウンは奪えない。離れてもすぐにネルソンはテイクアウン狙いへ、エドワーズはヒザを入れて離れる。それでもネルソンは左ジャブから組んでいくが、両脇を差したエドワーズが押し返し、ボディロックからバックに回る。
ネルソンは胸を合わせるも、ヒザとヒジを受けて離れる。残り1分を迎える頃、ネルソンが右をしっかりと当てて組みつき、テイクダウンを決める。すぐにマウントを取ったネルソンにしがみつくエドワーズに細かいパンチを落としたが逆につながるような大きな攻撃はできなかった。
結果は思わぬスプリット判定に怪訝な表情を浮かべながら、エドワーズが勝ち名乗りを受け「メインの勝者と戦いたい。戦うのは僕だ、ベン・アスクレンが対戦を表明したのは分からない」と話した。