この星の格闘技を追いかける

【UFN147】初回のピンチを脱したマスヴィダルが、左フック2発でダレン・ティルを失神KO!!

<ウェルター級/5分5R>
ホルヘ・マスヴィダル(米国)
Def.2R3分05秒by KO
ダレン・ティル(英国)

試合開始直後に突進して前蹴りを見せたマスヴィダル。これが急所に入り、いきなり試合が中断する。再開後、最初の左を当てたティルがダウンを奪い、トップへ。スクランブルから立ち上がって離れたマスヴィダルが右ロー、続く右ミドルをキャッチしたティルがテイクダウンに成功する。

蹴り上げでスタンドに戻ったティルに対し、マスヴィダルは左ジャブ&ロー、右ミドル、蹴り足を取って右を振るっていく。ティルは全く慌てず右ストレートを打ち込んで、マスヴィダルをケージに下がらせると右ジャブを当て、左を続ける。構えを変えるマスヴィダルに圧を掛けたティル、しかし右から左フックのコンビネーションを顔面に受ける。

ここで前に出ることができるティルは、パンチを見せてクリンチへ。最後に左ストレートを入れたティルが初回をリードした。

2R、マスヴィダルがミドルを入れ、ワンツーへ。直後にアイポークがあったとブレイクを要求する。ティルのパーリングで指が目に入ったようだが、大事なく試合はリスタートする。と、直後にマスヴィダルがテイクダウンを奪いスクランブルから立ち上がったティルが離れる。ティルは右ローを当て、右ジャブを伸ばす。マスヴィダルは踏み込んでショートのワンツー、そして右ミドルへ。前に出てきたティルにワンツーからスリーまで当てたマスヴィダルは、サウスポーにスイッチし左の関節蹴りから左フックを打ち込む。

腰が落ち、後方に倒れそうになったティルのテンプルにもう一発左フックを当てたマスヴィダル。間髪入れず倒れたところで左のパウンドを落とし、ティルが完全に失神。勝者は「ティルは本当に強かった。まだ24歳だ。俺にはベルトが必要だ。2Rはテイクダウンを織り交ぜて、調子が上がった」と話した。


PR
PR

関連記事

Movie