【Pancrase303】1戦限りのパンクラス参戦=田中路教と戦うレオンティブ「そんなに時間は拘束しない」
【写真】何か一発持っていそうな気になってきたレオンティブの口ぶりだった (C) PANCRASE
17日(日)に東京都台東区の新木場スタジオコーストで開催されるPancrase303に──あくまでもUFCを目指す田中路教が初参戦する。
昨年1年間試合がなく、2年で1試合しか戦うことができていない田中はUFCと再契約を果たすために再び米国のビザを習得し、拠点を打つことでLFAなどUFCへのルートが存在するプロモーションで戦うことを考えている。
ただし、ビザを取得するには今しばらく時間が掛かる。その間に国内で試合をしておきたいという要望をパンクラスが叶えた。その田中のための試合に、ロシアからやってきたのがウラジミール・レオンティブだ。もちろん噛ませ犬で終わるつもりはないレオンティブだが、それ以前に田中の事情など我関せずに違いない。
ひたすら自信を見せていたレオンティブに試合前の心境を尋ねた。
──初めて日本で戦いますが、何か期することはありますか。
「試合は試合だ。どこで行われようが、特に変わることはない」
──試合映像を見せてもらったのですが、サンボ・ジャケットにMMAグローブをつけて戦っていたのですが、アレはどのような試合形式なのでしょうか。
「コンバットサンボだろう」
──四角い舞台の上で、ヘッドギアがなかったのですか。
「あぁ、それはプロのコンバットサンボの試合だよ。きっと」
──コンバットサンボにプロの試合があるのですか!!
「そうだよ。僕はアマチュアのキックボクシングでたくさんの試合を経験し、アマチュアのMMAも戦ってきた。コンバットサンボはアマチュア、そしてプロでは2試合戦って2試合とも勝っている」
──なるほどぉ。ではプロ2勝1敗という数字に表れない経験があるのですね。
「ダー(ロシア語でイエス)」
──では、田中選手の印象を教えてください。
「とにかく良い試合を見せたいと思っている」
──……田中選手の印象というのは……?
「敬意を持って、試合に臨むよ。そしてKOを狙う」
──……。分かりました。レオンティブ選手は打撃で勝負がしたいということですね。
「ダー」
──では、最後に日本のファンに一言お願いします。
「打撃で戦って、良い試合をしたい。試合を見に来てくれると、それほど皆を拘束しないように短い試合で終わらせるよ」
■ Pancrase303計量結果
<暫定バンタム級KOPT/5分5R>
[暫定王者]ハファエル・シウバ: 60.9キロ
[挑戦者]瀧澤謙太: 61.05キロ
<ライト級/5分3R>
上迫博仁: 70.4キロ
サドゥロエフ・ソリホン: 70.65キロ
<フェザー級/5分3R>
堀江圭功: 65.85キロ
田中半蔵: 66.0キロ
<フライ級/5分3R>
翔兵: 57.0キロ
ライリー・ドゥトロ: 57.0キロ
<バンタム級/5分3R>
田中路教: 61.4キロ
ウラジミール・レオンティブ: 61.4キロ
<フライ級/5分3R>
神酒龍一: 57.0キロ
秋葉大樹: 56.8キロ
<フライ級5分3R>
荻窪祐輔: 56.9キロ
中村龍之: 56.9キロ
<女子バンタム級/3分3R>
東陽子: 61.2キロ
チョン・ソユン: 60.15キロ
<ライト級/3分3R>
小林裕: 70.35キロ
阿部右京: 70.3キロ
<バンタム級/3分3R>
井関遼: 61.4キロ
高城光弘: 61.1キロ
<バンタム級/3分3R>
前田浩平: 61.25キロ
平田純一: 61.5キロ
<ネオブラッドTバンタム級1回戦/3分3R>
大谷啓元: 61.5キロ
上野惇平: 60.7キロ
<ネオブラッドTバンタム級1回戦/3分3R>
永井佑虎: 61.4キロ
廣川懸三: 61.0キロ
<ネオブラッドTバンタム級1回戦/3分3R>
山本敦章: 60.55キロ
聖王DATE: 61.2キロ
<ネオブラッドTフライ級1回戦/3分3R>
猿飛流: 56.9キロ
岡野竜己: 56.2キロ
<ネオブラッドTフライ級1回戦/3分3R>
三澤陽平: 57.0キロ
廣中克至: 56.85キロ
<ネオブラッドTフライ級1回戦/3分3R>
川端康太: 57.0キロ
聡-S DATE: 56.45キロ
<ネオブラッドTストロー級1回戦/3分3R>
川端康太: 52.55キロ
立花恵介:52.1 キロ
<ネオブラッドTストロー級1回戦/3分3R>
川端康太: 52.35キロ
平賀正孝: 52.05キロ