【KSW47】元ヘビー級王者と、石井慧のKSW初陣が決定!! パーク×マンコフスキーの因縁対決も
【写真】早くも石井のKSW初陣が決まった。対戦相手は元ヘビー級王者のロドリゲスだ (C)KSW
20(水・現地時間)、18日(月・同)にKSWと複数契約を結んだことが明らかになっていた石井慧が、3月23日(土・同)にポーランド中部のウッチで開催されるKSW47に出場することが発表された。
3月2日(土)にHEATヘビー級王者カルリ・ギブレインに挑戦する石井が、その3週間後にKSWデビュー戦を戦うことが決まった。対戦相手のフェルナンド・ロドリゲス・ジュニオールはブラジル・サンパウロ出身の31歳のファイターで、2016年12月にKSW初戦でカロル・ベドフを破り同プロモーションのヘビー級チャンピオンを獲得している。
その半年後にマルチン・ロザルスキに秒殺16秒KO負けを喫し、ベルトを失ったロドリゲスは続けてミハウ・アンドレシャクにも26秒で敗れている。一発はあるが、一発にもろい。ロドリゲスはその後、スウェーデンのSuperior Challengeでジェイムス・マクスウィニーに判定勝利を収め、再びKSWで戦うこととなった。
石井のMMAは打撃も組みも常に真っ向勝負。スタイルマッチアップとしては、手の合うロドリゲスといえるだろうか。
また同大会では前KSWウェルター級王者ドリキュス・デュプレシーと元王者ボリス・マンコフスキーが対戦予定だったが、デュプレシーの負傷欠場でマンコフスキーはノーマン・パークと戦うこととなった。
パークは本来ライト級だが、マンコフスキーとは因縁がある。パークと彼のチームメイトであるマテウス・ガムロが2度目の対戦をした際に、パークが体重オーバーでタイトル戦がキャッチウェイト戦となったうえで、ガムロのアイポークで試合はNCに。この時にパークがガムロのセコンドだったマンコフスキーを突き飛ばし乱闘に発展。観客席でもファン同士が殴り合うなど大騒動を起こしている。
そんな2人の因縁の決着戦、石井のKSW初戦、さらに石井が目指すヘビー級王者フィル・デフリーズにライトヘビー級王者トマス・ナルクンが挑戦する──流行りのチャンプ・チャンプ決戦など、独立独歩のKSWの高高度安定イベントとなりそうだ。