この星の格闘技を追いかける

【UFN144】バンタム級ブラジリアントップ対決。難攻不落のアスンソンへのリベンジにモラエスが挑む

UFN144【写真】勝てば王座挑戦という流れは、セフード政権誕生でその行方が見えづらくなっているバンタム級タイトルコンテンダー対決(C) MMAPLANET

2日(土・現地時間)、ブラジルはフォルタレーザのセントロ・ジ・フォルマサォン・オリンピカ・ド・ノルデスチでUFN144「Assuncao vs Moraes 2」が開催され、メインでバンタム級トップ対決ハファエル・アスンソン✖マルロン・モラエスの再戦が組まれている。


全13試合の全てにブラジル勢が出場し、うち4試合が同朋対決で米国からの出場選手が僅か4名というローカル大会──とはいえ、米国のUFNと遜色のない実力者が揃うのはブラジルがMMA王国たる所以だ。

セミで元フェザー級世界王者ジョゼ・アルドが、新世代ヘナト・モイカノと戦う世代交代対決に続き、メインでもブラジル勢同士の対戦でヘンリー・セフードがTJ・ディラショーを破りチャンピオンの座に就いたバンタム級のタイトル・コンテンダー争いとなっている。

WSOF世界バンタム級王者からUFC入りしたモラエスは、現在3連勝中でオクタゴンでは通算3勝1敗の戦績を残している。タイトル挑戦権獲得のライバルであるアルジャメイン・ステーリング、ジミー・リベラの両者を合計タイム1分40秒でKOした過去2戦の強さは特筆すべきモノだ。

そんなモラエスにとって、UFC唯一の黒星を喫した相手が今回対戦するアスンソンということになる。2017年7月に競り合いのなかでスプリットにより星を落としたモラエス、UFC初戦ということも影響し動きに本来の伸びやかさがなかったのも事実だが、それをさせなかったのがアスンソンの強さといえるだろう。

アスンソンは2011年3月に初めてUFCで戦って以来、11勝2敗という抜群のレコードの持ち主である。そのうちの1敗は彼もまたオクタゴン初戦でエリック・コクを相手に喫したもので、フェザー級での試合だった。つまりアスンソンはバンタム級で11勝1敗という戦績を誇り、前世界王者ディラショーとは1勝1敗のイーブンという実力者だ。

分厚いボディと決して長くないリーチ&コンパスを自在に使った打撃は、KOパンチを有しておきながらタッチボクシングが主流となっている。手数で負けず、テイクダウンの仕掛け+バック奪取という手堅いファイトで、アスンソンは競り合いでも一方的な展開でも成すべきことを完遂してきた。この難攻不落というべき相手に対して、モラエスがどのような攻撃で突破口を開けば良いのか。

前回の対戦でも、モラエスは決して力で劣っているわけでなく強さを見せていた。そのうえで、スコアリングで敗れたのは試合巧者のアスンソンと主導権争いをした結果だ。あの敗北を踏まえて、モラエスが成すべきことはトータルでなく、局部で完全にアスンソンを凌駕すること。そのためにもテイクダウンを仕掛けられるリスクを承知のうえで、蹴りを多用したい。インパクト重視の北米MMAにあって、捕まれようが左右のロー、ミドル、そしてハイやヒザを繰り出すことで、アスンソンのディフェンシブ・オフェンスのリズムを崩すことが欠かせなくなってくる。

アスンソンをディフェンスよりも、攻め気にさせる攻撃。ここにこそ、アスンソン攻略の鍵となる。

■ UFN144対戦カード

<バンタム/5分5R>
ハファエル・アスンソン(ブラジル)
マルロン・モラエス(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ジョゼ・アルド(ブラジル)
ヘナト・モイカノ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
デミアン・マイア(ブラジル)
ライモン・グッド(米国)

<ライト級/5分3R>
シャーウス・オリヴェイラ(ブラジル)
ダニエル・テイモ(スウェーデン)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジャスティン・レデット(米国)
ジョニー・ウォーカー(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
リヴィア・ヘナタ・ソウザ(ブラジル)
サラ・フロタ(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
アンソニー・ヘルナンデス(米国)
マルク・ペレス(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
チアゴ・アウベス(ブラジル)
マックス・グリフィン(米国)

<女子フライ級/5分3R>
マラ・ロメロ・ボレッラ(イタリア)
タイラ・サントス(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
ジュニオール・アルブニ(ブラジル)
ジョルジーニョ・ホーゼンストライク(スリナム)

<フェザー級/5分3R>
ジェラウド・ジ・フレイタス(ブラジル)
フィリッピ・コラレス(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
ヒカルド・ラモス(ブラジル)
サイド・ヌルマゴメドフ(ロシア)

<フライ級/5分3R>
マゴメド・ビブラトフ(ロシア)
ホジェリオ・ボントリン(ブラジル)

PR
PR

関連記事

iSMOS01

Movie