【PFL2023#04】初回KO勝ちで、ブラガがプレーオフ確定。敗れたモラエスはホームで引退発表
<フェザー級/5分3R>
ガブリエル・ブラガ(ブラジル)
Def.1R3分02秒by KO
マルロン・モラエス(ブラジル)
ポイント0のモラエスに対し、3Pを持つブラガがスイッチをして中央で待つ。左ミドル、前蹴りをブラガが見せるとモラエスは右カーフへ。ブラガも左カーフから左ミドルを入れる。モラエスは足を使ってジャブ、ブラガは蹴りで突き放しにいく。モラエスのステップインをバックステップで対応するブラガが、左リードフックをブロックする。
モラエスはニータップを失敗するが、右カーフを蹴り込む。続いて右ミドルから右ハイ、そして左フックにつないだモラエス。ブラガは距離を取り、左を当てる。腰が落ちたモラエスは、カーフを返すが右ストレートで倒れ鉄槌の追い打ちで勝負は決した。ブラガは6P獲得、合計9Pとしプレーオフ進出を確定させた。
敗れたモラエスは、グローブをキャンバスに置きATTのコーチ陣と抱き合うと──涙を見せ「WSOFで始まった。UFCで引退を発表しなかったのは、ホームじゃないから。ホームで良いパフォーマンスを見せることがはできなかったけど、全てを賭けて戦った。その日々は自分でも誇りに思っている。9歳でキックボクシングとMMAを始め、35歳になった。26年間、全てを捧げてきた。レイ・セフォー、この機会を得らてくれてありがとう。PFLが世界一になることを願っている。このスポーツの心を捧げた。悲しくはない、今日は嬉しいんだ。神に感謝している」と話した。