【PFL2023#01】左右のカーフで、前足を壊されたマルロン・モラエス。ラウネーンがKO勝ちで好スタート
<フェザー級/5分3R>
ブレンダン・ラウネーン(英国)
Def.2R1分11秒by KO
マルロン・モラエス(ブラジル)
モラエスが最初の右カーフを空振りする。ラウネーンのジャブに左インローから、右カーフをモラエスが入れる。同じ左右ローのコンビネーションを繰り出したモラエスに対し、ラウネーンはジャブを続け、右カーフを返す。カーフに右を合わせたラウネーンが、逆にカーフを続ける。スピニングバックフィストを外されたモラエスは、左フックをヒット。モラエスはカーフをチェックして、サウスポーにスイッチする。ラウネーンは変わらず前足を蹴り、頭が当たったとモラエスがブレイクを要求。すぐにリスタートとなり、モラエスはスピニングバックキックを見せ、右アッパーを入れる。
ラウネーンはカーフを効かせ、右ストレートをヒット。腰が落ち、下がったモラエスは直後の左カーフで姿勢を乱し、追撃でついにダウンを喫する。ダブルレッグも決まらずハイキックを受けそうになったモラエスは時間に救われたが、足を引きずってコーナーに戻った。
2R、ドクターチェックを受け2Rに応じたモラエスは、オーソで構えてパンチでラッシュを掛ける。回ってかわすラウネーンが右カーフ。モラエスは飛び込んでパンチを振るうが、ラウネーンはかわして堅実にカーフを続ける。構えを変え、左右のローで前足を定期的に蹴るラウネーン。その度に動きが止まるモラエスだが、必死に左フックを合わせていく。近距離で右ハイを見せて左アッパーを放ったモラエスだが、続く右カーフで左足を潰され前方に倒れて終幕となった。
フェザー級で唯一ボーナス2Pを獲得し、5Pでランク1位とラウネーンは「バイオレンスな試合をすることだった。フィニッシュに眠らせる必要はない。それでも危険な戦いをして5Pを手にすることはできる。ハイブラエフ、僕はすでにチャンピオンだ。もうあんな試合にはならない。5分✖5Rでマンチェスター・アリーナで戦おう」と笑顔で話した。