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【PFL2024#06】ラウネーンがゴンザレスの額を右ヒザで切り裂きTKO勝利。プレーオフ準決勝はカマカ戦に

【写真】ゴンザレスの額を見ると、ラウネーンのヒザの衝撃がよく分かる(C)PFL

<フェザー級/5分3R>
ブレンダン・ラウネーン(英国)
Def.2R3分34秒 by TKO
ジャスティン・ゴンザレス(米国)

ラウネーンが開始早々、プレスを掛けていく。ゴンザレスは左右ストレートを返してサークリングへ。ゴンザレスにケージを背負わせたラウネーンは右前蹴り、右スピニングバックキックを見せた。手数が少ないゴンザレスだが、ケージ際から飛び出して右を当てた。ラウネーンは右バックキックからゴンザレスをケージ際に追いこみ、相手が出て来ると右ショートをカウンターで合わせた。

ゴンザレスの左ジャブに対し、ラウネーンがインから右を突き刺す。マットに手を着いたゴンザレスの顔面に、さらにラウネーンの右が届く。打ち終わりのタイミングを完全に掴んだラウネーンも手数が減ったものの、左ジャブでゴンザレスで追い込んでいく。ここでラウネーンの右カーフが効いたか、ゴンザレスがサウスポーにスイッチした。

ゴンザレスがクイックシックスを決められなかったため、ここでカマカのプレーオフ進出が決定した。

2R、いきなりラウネーンが距離を詰める。ゴンザレスは足を使ってケージ際を脱し、パンチを振るう。左ジャブの突き合いから、ラウネーンの右カーフを受けたゴンザレスがバランスを崩した。ゴンザレスがシングルレッグで組みつき、ドライブからダブルレッグに切り替えた。ラウネーンはケージに押し込まれながら右腕を差し上げ、ゴンザレスが離れた。ラウネーンの右がゴンザレスのボディに伸びる。ゴンザレスのニータップに右ローを合わせるラウネーン。ゴンザレスも至近距離でパンチを振るうが、ラウネーンに致命的な打撃を与えられない。

ゴンザレスがオーソドックスにスイッチすると、ラウネーンが左カーフを当てた。さらにゴンザレスがシングルレッグに入ろうとしたところに、ラウネーンが右ヒザを合わせた。この一撃でゴンザレスの額がパックリと割れた。直後はオンゲームであったものの、両者が離れたところでレフェリーが割って入った。ドクターは傷を見た直後に首を横に振り、ここで試合終了となった。

ラウネーンがファブファイブを決め、合計11pでプレーオフに進出。プレーオフ準決勝はラウネーン×カマカ、ブラガ×カイズリエフに決定した。


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