【Strikeforce】皇帝出撃前夜に、気になるSHOMMA
11月6日(金・現地時間)、カリフォルニア州フレズノのセーブマート・センターで開催されるストライクフォースの人材育成大会、SHOMMA STRIKEFORCE CHALLENGER Series。メインは地元ビリー・エヴァンゲリスタが、TUFシーズン2ファイターのジョージ・グーゲルと対戦するカードを筆頭に、なかなかの好ラインナップが出揃っている。
【写真】佐藤ルミナ・マニアのルーク・ロックホールド、極めの強さは憧れの存在以上 (C) MMAPLANET
昨秋のUFCリリース後、早々にストライクフォースと契約しながら、その後、同プロの大飛躍でなかなか試合の機会が巡ってこないグーゲル。6月のSHOMMAに続き、今回も人材育成大会の登場となった。
対戦相手は第1回SHOMMAのメインで、マイク・アイナと消化不良のノーコンテンストを演じた地元フレズノ期待のエヴァンゲリスタ。前回の試合で足踏みした、キャリア10連勝を目指す。
まさにエヴァンゲリスタにとって、腕試しとなるメインだが、それ以上に注目のヘビー級&ミドル級の一戦も組まれている。まずヘビー級ではこれも地元フレズノのファイターで5連勝中のブランドン・キャッシュ、対するショーン・デルロザリオは8連勝中の重量級期待の選手だ。
エリートXCの人材育成大会ShoXCでキャリアを重ね、本戦出場も確実となったところでEXCが活動停止、その後アフリクションと契約を結ぶも、負傷で大会を欠場となった。それでもチーム・オーヤマ期待の星は、コリン・オーヤマ率いるM-1米国ウェストチームの一員となり、今年の4月から日本、韓国、ロシアと3連勝で勝ち星を重ねてきた。
【写真】ポテンシャル的には同大会の翌日にシカゴでヒョードルと対戦するロジャースにも負けないシェーン・デルロザリオ (C) GONG KAKUTOGI
WECムエタイ王座も獲得した打撃、首相撲からのヒザ攻撃は層が厚くなってきたストライクフォース・ヘビー級戦線を賑やかにするだけの力を秘めている。
キャッシュは「デルロザリオは正面から向かってきてほしい。殴り合いは望むところだ。俺よりキャリアがあるけど、必ず倒す」といえば、デルロザリオも「試合はすぐに終わるよ」と断言。「アフリクションで戦う機会を失い、ロシアまで遠征もした。この間、僕は経験を積み、以前よりもハングリーになった」というデルロザリオ、待望のSHOWTIME復活となる。
一方ミドル級では、8月のストライクフォース初参戦でジェイ・ヒエロンに敗れたTUFシーズン7の問題児ジェシー・テイラーが、AKAの秘蔵っ子ルーク・ロックホールドと対戦する。
レスリング系テイクダウン・パウンダーのテイラーと、ノーギ・ムンジアルでも活躍したグラップラーのロックホールド。プロMMAキャリア4連勝のロックホールドにとって、テイラーのようなフィジカルを全面に打ち出した荒々しいファイターとの対戦は初めてのことだが、真のグラップラーであれば、このようなファイターを極めたいところ。日本のインスピリットのサポートを受け、佐藤ルミナを崇拝し、セミナーにも顔を見せるロックホールド。厳しい対戦相手だからこそデイビッド・カマリロ直伝の“極め”に期待したい。
■SHOMMA ライブ中継予定カード
<ライト級/5分3R>
ビリー・エヴァンゲリスタ(米国)
ジョージ・グーゲル(ブラジル)
<ヘビー級/5分3R>
ブランドン・キャッシュ(米国)
シェーン・デルロザリオ(米国)
<ミドル級/5分3R>
ルーク・ロックホールド(米国)
ジェシー・テイラー(米国)
<ライト級/5分3R>
トーマス・ジャーニュ(セネガル)
メリット・ワレン(米国)
<バンタム級/5分3R>
エリシャ・ヘルスパー(米国)
ゾイラ・フラウスト(米国)
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