【UFN142】距離を取られながら最終Rにトニー・マーチンがマシューズをアナコンダで絞め落とす
<ウェルター級/5分3R>
トニー・マーチン(米国)
Def.3R1分19秒 by アナコンダチョーク
ジェイク・マシューズ(豪州)
試合開始から30秒、マシューズが大きく右フックを振るう。さらに右ストレート。マシューズはステップを踏みながら、マーチンと距離を保つ。時おり距離を詰め、右クロスを放つマシューズに対し、マーチンは右ストレートをヒット。相手をケージ際に詰めて、右ローをヒットさせる。対するマシューズも右ロー。マーチンの右ハイをかわしたマシューズは、離れながらパンチを放つ。
マーチンが右ローを打ち終わったところに、マシューズは左フック。1ラウンド3分30秒を過ぎたあたりから両者は打ち合いへ。打ち合いのなかで右フックをヒットさせたマシューズは、グラつくマーチンを倒し、首を取ってギロチンを仕掛ける。マーチンはこれを凌ぎ、首を抜いてトップへ。対するマシューズもスイープに成功し、トップをキープして1Rを終えた。
2R、距離を取るマシューズに、マーチンは右ロー。マーチンはスイッチしながらマシューズとの距離を詰める。飛び込みながら放たれるマシューズの右が、マーチンの顔面を捉える。当たれば離れるマシューズ。マーチンはマシューズをケージ際まで追い込むが、詰めることができない。
左に回ろうとするマシューズに、マーチンは右ハイと右ロー。マシューズが少しバランスを崩す。細かく左ジャブを突き始めたマーチン。マシューズの右をかわし、組み付くが引き離されてしまう。右を振るってきたマシューズの頭を抱え、アッパーを突き上げるマーチン。離れようとしたマシューズの顔面に右ストレートを叩き込んだ。
最終R、マシューズはこのラウンドも距離を取りながら、飛び込んで右を放つ。マーチンが右ローを打ち終わったところで、右足にシングルで飛び込んだマシューズ。これをカットしたマーチンは、バックを狙いながらアナコンダで引き込む。マシューズの腕に力がなくなり、絞め落とされていることを確認したレフェリーが、試合をストップした。