【Shooto/181117】1Rのピンチをしのぎ逆転KO。王者・佐藤将光が齋藤にリベンジ&世界王座2度目の防衛
<修斗世界バンタム級選手権試合/5分5R>
佐藤将光(日本)
Def.4R3分26秒 by KO
齋藤曜(日本)
距離を取りながら、フェイントをかけつつ、中に入ろうとする齋藤。佐藤の右足にシングルを仕掛け、バックに回って佐藤をグラウンドに引きづりこむ。体勢を入れ替えた佐藤がトップを奪ったところで、齋藤がギロチン。頭を抜いた佐藤の足を取り、スイープを狙いながらダブルへ移行する齋藤。またもバックに回り、グラウンドへ持ち込む。佐藤が立ち上がっても、齋藤は足から腕を離さない。佐藤は齋藤のクラッチを切ろうとするも、齋藤はバックをキープしたまま1Rが終了した。
2R、佐藤が左ローから右ハイ。齋藤は佐藤の打ち終わりにテイクダウンを仕掛け、ケージに押し込む。体勢を入れ変えた佐藤が、齋藤の右足を取り、リフトアップからテイクダウン。しかし齋藤もスイープからバック、さらに佐藤の左足を取ってアキレスからグラウンドへ。ヒールフック→トップを奪取する。佐藤は下から三角絞めを狙いつつ、齋藤の頭へエルボー。さらに齋藤の左腕を抱え、パスを許さない。ラウンド終了間際、齋藤はパウンドを連打するが、佐藤もこれをディフェンスして2Rを終えた。
3R、齋藤は佐藤の左足へシングル。ここからまたグラウンドでの展開を狙うが、佐藤は倒れず、トップへ。齋藤もクラッチを離さず、バックに回る。すると佐藤が足を取られつつもバックを狙いつつ、相手の首に腕を回す。一度は凌がれた佐藤だったが、再びバック奪取からのRNC。4の字ロックで齋藤の動きを止め、パンチを浴びせていった。
4R、佐藤の右ストレートがヒット。さらにローで齋藤をケージに追い詰める。齋藤は左ジャブを突くが、佐藤の右アッパーがヒット。齋藤のシングルをカットした佐藤が、立ち上がってからグラウンドに入り、右のパウンド。そのまま齋藤を抑え込み、肩固めの体勢へ。これは極まらなかったが、佐藤がマウントへ移行する。そこからバックマウント、マウントをキープしながら、パンチの連打。齋藤の動きが止まったところで、レフェリーが試合を止めた。
王者・佐藤が世界バンタム級王座2度目の防衛に成功するとともに、今年1月にノンタイトル戦で敗れた齋藤へのリベンジを果たした。