【ONE】デメトリウス・ジョンソンと契約発表。「リングは新鮮」、「いずれムエタイも」(DJ)
【写真】いよいよDJとONEの契約が正式発表された(C)MMAPLANET
29日(月・現地時間)、ONE ChampionshipがWorldwide conference callを開き、チャトリ・シットヨートンCEOを昨日、ONEとの契約が発表されたデメトリウス・ジョンソンが出席した。
「ONEのアスリートになれることを光栄に思う。キャリアのなかで大きな分岐になる。ONEのフライ級でベストを目指す。ジェヘ・ユースタキオ、アドリアーノ・モライシュというアニマル達と戦い、自分がどう感じるか知りたい」と冒頭に語ったDJ。今回のテレカンファレンスからDJとチャトリCEOの発言のなかで気になったモノを羅列してみた。
デメトリウス・ジョンソン
「キャリアのなかで違うトライがしたくなった。アジアのMMAの成長を見てきて、アジア中で戦いたくなった。正しい場所に来たと思う。これからどうなるか楽しみだ」
「アジアにくると、僕は米国にいる時のように子供に見られない」
「ONEではフライ級で戦っていく。バンタム級は僕の柔術コーチであるビビアーノ・フェルナンデスがチャンピオンで、彼とタイトルを争うなんて考えられない。フライ級でチャンピオンになり、可能な限り長く防衛する。その後、ONEがどういってくるか分からないけど、コーチ、ファミリー、ファンを尊敬している僕はコーチと戦う気はない」
「ONEはケージだけでなくリングでも試合もあるから、リングで練習をする必要はある。これまでリングで戦ったことがないので凄く新鮮だ」
「ビビアーノがONEを選んだ時は衝撃的だった。ビビアーノからはONEを見てみろとは言われてきた。ただ、シンガポール大会でビビアーノのコーナーに就くことはない」
「チャトリとコーチがOKなら、将来的にはムエタイの試合に挑みたいと思っている」
「チーム・ラカイのスタンドは抜群で、モライシュのグラップリングも見事だ。彼らと戦うのが楽しみでならない。チーム・ラカイのメンバーはレスリングからMMAを戦ってきた僕と比較して、長いマーシャルアーツの経験があるから興味深い」
「ONEで戦うとしても、マット・ヒュームとPRIDEの頃のようなフィニッシュを目指す戦いの練習をしてきたのでスタイルが変わることはない」
チャトリ・シットヨートンCEO
「カイラット・アクメドフ、アドリアーノ・モライシュ、ダニー・キンガト、ジアーニ・スッバなどフライ級の選手との対戦もあるだろう。これまで戦っていた相手と違う選手との試合を組む。タイトル挑戦までイージーな相手はいない。全てシャークを与える」
「今回のトレードはONE、UFC、DJ、ベン・アスクレンの皆がハッピーだ。全員が勝者だよ」
「いずれ世界王者同士の交流戦を組んでいきたい。DJやONEの選手がMMAとキックで戦うことはあるだろう」
「11月17日のジャカルタ大会でゼバスチャン・カデスタム×タイラー・マグワイアの間でアスクレンが返上したウェルター級王座決定戦を行う」