【Pancrase300】劣勢の高橋が右ヒジで、アブレオのカットさせ逆転TKO勝ち
<ライト級/5分3R>
高橋Bancho良明(日本)
Def.3R0分23秒by TKO
ルシオ・アブレオ(ブラジル)
まず右ローを蹴った高橋に、アブレオが左ミドルを蹴り、組んでケージに押し込む。バックに回ろうとするアブレオの頭を抱え細かいパンチを受ける高橋は、ついにテイクダウンを奪われる。ワンフックのアブレオは両足をフックし、四の字フックへ。残り2分、手首を掴んで防御する高橋に対し、アブレオは後方からパンチを入れる。胸を合わせることに成功した高橋は、腰をコントロールしてアブレオを立たせない。バタフライガードのアブレオは大きなパンチを貰わず凌ぎ、初回を3-0とした。
2R、打撃の交換から組んだアブレオだが、ここは高橋がボディロックテイクダウンに成功する。腰をコントロールし、アブレオの背中をマットにつかせた高橋。アブレオはクローズドを取る。高橋はギロチンを防いで細かいパンチを入れるが、アブレオがオモプラッタへ。
三角狙いからオモに戻したアブレオに対し、高橋はつま先を掴んで剥がそうとするがヒジを抜くことができない。再び三角に切り替えようとしたアブレオは、これがならないとみるとオモに戻し、右のパンチを当てる。結局、ラウンド終了までこの態勢が続きこの回のアブレオが3票を集めた。
最終回、高橋は前に出てきたアブレオに右エルボーを放つ。直後に組んだアブレオがケージに押し込むが、右目尻をカットしておりドクターチェックが入る。ここでドクターストップとなり、高橋が逆転TKO勝ちとなった。