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【UFC229】突き放す蹴り、組み合いのなかでヒジ。ウォーターソンがヘリッグに快勝、ママさん王者宣言

<女子ストロー級/5分3R>
ミッシェレ・ウォーターソン(米国)
Def.3-0:30-26.30-27.29-28
フェリス・ヘリッグ(米国)

距離を詰めてローを蹴るヘリッグ。回るウォーターソンは左ハイで牽制する。2007年の女子ムエタイ・リアリティTV=ファイトガールの同窓対決は、ウォーターソンが右を見せてから左ハイを蹴っていく。ここから前蹴りやサイドキックでヘリッグに前進を許さない。大きくサークリングし、ヘリッグにストレスを与えるウォーターソン。前に出てきたところでカウンターを狙う。

ヘリッグはショートフックの連打を放ちつつ組み付き、ケージにウォーターソンを押し込む。細かいヒザを蹴り合い、ウォーターソンが左エルボーを打ち込むがヘリッグはクラッチを離さない。反対側の金網まで押し込みながらテイクダウンを奪えなかったヘリッグ。判断が難しいラウンドとなった。

2R、最初のクリンチからウォーターソンがシングルレッグ、切られてもクリンチ戦に移行する。初回と同じようにヘリッグがケージに押し込み、体をウォーターソンが入れ替えても押し込み返す。左を差して、ヒザを抑えてテイクダウンをヘリッグが狙う。

体を入れ替えて離れたウォーターソンは、無防備に前に出てきたヘリッグに左ハイを入れ、組まれても崩しトップを奪う。ハーフで抑え、肩パンチを落とすウォーターソン。フルガードに戻したヘリッグの顔面にウォーターソンがエルボーを落とし、ケージに押し込んで大きなパンチを狙う。スペースができると立ち上がろうとし、潰されても蹴り上げを狙ったヘリッグが最後に腕十字を仕掛けたところで2Rが終了──ウォーターソンのラウンドとなった。

最終回、パンチで前に出るヘリッグにサイドキックを入れるウォーターソン。ヘリッグは組んでいくが、ここは自ら離れる。ウォーターソンの差し上げテイクダウンを切り返してトップを取ったヘリッグだが、下からエルボーを頭部に打たれる。スイープを狙い、抑えてくるヘリッグの頭部にエルボーを打つウォーターソンは、オモプラッタへ。

ヘリッグは腕を抜いて、細かいパンチを落とすもレフェリーがブレイクを命じる。ウォーターソンのシングルレッグを切ったヘリッグは、もろ差しでケージにウォーターソンを押し込むが、テイクダウンを奪えない。間合いを取り直した両者、ウォーターソンがサイドキックでヒザへの関節蹴りを見せる。前蹴りを顔面に受けたヘリッグは、クリンチのなかでもエルボーを被弾。ヒザ蹴りを続け、エルボーを打って離れたウォーターソンはタイムアップと共に笑顔を受かべ観客に手を振った。

3-0で判定勝ちしたウォーターソンは「私はUFC初のママさん世界王者になりたい」と話した。

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