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【Bellator206】ライブロックの腕十字をスラム→パウンドアウトしたブレンコウが号泣

<女子フェザー級/5分3R>
アーリーン・ブレンコウ(豪州)
Def.1R1分23秒by TKO
アンバー・ライブロック(米国)

左ジャブから右ローを見せるライブロックに対し、ブレンコウがワンツーを放つ。長身のライブロックが右前蹴りを連続で見せるも、ブレンコウは距離を詰めて左フックを当てる。右を振るって前に出たライブブロックは組まれると、崩しからボディにヒザを突き上げる。後方にバランスを崩した前タイトルチャレンジャーをケージに押し込んだライブロックは、ポジションの入れ替えを経て、右ローを入れる。

頭を振ってワンツー主体のブレンコウに対しライブロックは、蹴りで突き放し近距離でヒザを狙う。ブレンコウは左ミドルから左フックをヒット、オーソだが左のパンチも強い。ライブロックの左ミドルをキャッチして、ヒザを見せたブレンコウは左ハイもブロックする。ライブロックの右フックには、すかさず左フックを打ち返したブレンコウのペースで試合は進む。最後の10秒で右のカウンターをヒットさせた。

2R、ヒザでのダウンを取り戻す初回終盤のようにブレンコウが右フックを近距離で当てる。ライブロックも右ストレートからの左ミドルという対角線コンビネーションを繰り出す。ライブロックの右ハイの蹴り終わりに右を伸ばし、左ミドルにフックを打ち込みバランスを崩させたブレンコウのペースで試合は進む。

左のテンカオにも踏み込んで右を当てるブレンコウ。こうなると拳の圧力が高いブレンコウが、ジャッジの印象も良くなる。しかし、ワンツーフックを当てて組んだブレンコウを払い腰で投げて上を取ったライブロックも意地を見せた。

最終回、ヒザに右を合わせるブレンコウ。ライブロックは組んでテイクダウン狙いから引き込んでハーフを取る。クローズドから腕十字のライブロックだが、ブレンコウが持ち上げて頭が落とす。動きが止まったライブロックをパウンドアウトしたブレンコウが、ケージの中で泣き崩れた。

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