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【All JAPAN JJC 2018】ルースター級はトライフォース勢がクローズアウト。芝本が7連覇達成

Shibamoto【写真】芝本は当然のように前人未到となる7連覇を達成した(C)JBJJF & TSUBASA ITO

5日(日)、東京都大田区の大田区総合体育館で日本ブラジリアン柔術連盟(JBJJF)主催の第19回全日本ブラジリアン柔術選手権が開催された。文字通り、ブラジリアン柔術の日本一を決するべく熱戦が繰り広げられたアダルト黒帯各階級の模様をリポート──第一弾はルースター級の模様から。
Text by Lighthouse

4名がエントリーしたアダルト黒帯ルースター級は、昨年までこの階級を6連覇している絶対王者・芝本幸司に大きな注目が集まった。

物河祐亮との初戦は互いに引き込み、芝本が立ち上がってアドバンテージ1を先制。物河がクローズドガードの体勢に入ると、互いにラペラをつかみ牽制し合う。互いにアドバン1を獲得して迎えた終盤、トップから巧みに物河をコントロールした芝本は、バックに回ってアドバン1を加算。そのままタイムアップとなり、ポイント0-0、アドバンテージ4-1で芝本が決勝進出を決めた。

Sawadaもうひとつの準決勝は、芝本の同門・トライフォースの澤田伸大と渡辺翔平が激突。足の取り合いから澤田がアドバン1を先制すると、澤田は覆いかぶさるように渡辺の腕を狙う。しばらくは膠着状態が続いたが、渡辺が動いて外しにいったところを澤田が腕十字で捉え鮮やかな一本勝ち。

決勝はクローズアウトとなり、芝本が大会7連覇の大記録を達成した。

■ルースター級リザルト
【アダルト黒帯ルースター級】
優勝 芝本幸司 (トライフォース柔術アカデミー)
準優勝 澤田伸大 (トライフォース柔術アカデミー)
3位 物河祐亮 (エクストリーム柔術アカデミー)、渡辺翔平 (ポゴナ・クラブジム)

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