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【PFL2018#4】ダゲスタン対決はワリエフに凱歌──2連勝。マゴメドフは連敗で万事休す

<フェザー級/5分3R>
チムール・ワリエフ(ロシア)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ビクブラット・マゴメドフ(ロシア)

ランス・パーマーを相手に黒星スタートとなった元WSOF世界バンタム級王者マゴメドフと、コガに勝利しているワリエフのダゲスタン人同士の対戦。ワリエフはいきない左ハイを放ち、マゴメドフの顔面をかすめる。さらにワリエフは右のハイキックも見せる。マゴメドフの左に反応し避けたワリエフがダブルレッグへ。切ったマゴメドフがヒザ蹴りを狙う。間一髪かわしたワリエフは離れて、テイクダウンのフェイクから右オーバーハンドを狙う。マゴメドフはシングルレッグでドライブ、ワリエフはケージを背にしてパンチを打ち付け、倒されることなく初回が終わった。

2R、ワリエフは内回し蹴り、重いローを蹴っていく。受け身の展開が続くマゴメドフは右ミドルを蹴られ、直後にテイクダウン仕掛けるが、これも切られる。構えを変えて、蹴りを繰り出すワリエフは飛びヒザを勢いよく突き上げる。その後も蹴りで間合いをコントローしたワリエフが右フックを被弾するシーンもあったが、この回も取った。

最終回、シングルのフェイク、前蹴り、そして右オーバーハンドとスピーディに繰り出すワリエフに対し、マゴメドフは自ら動くことができない。左フックを空振りしたマゴメドフにローを続けて蹴ったワリエフは、左の飛びヒザから右飛び蹴りを繰り出す。直後にマゴメドフが初めてテイクダウンに成功もつかの間、ワリエフはハーフ・バタフライガードからスイープで上を取り直しスタンドへ戻る。

後ろ回し蹴りを2度見せたワリエフは、続いて右ボディフックを打ち込む。右アッパーをヒットさせ、ダブルレッグに出たワリエフがバックへ。勝利をほぼ手中に収めたワリエフだが、1Pのボーナスを取りにパウンド、鉄槌を後方から打ち込む。ガードを取ったマゴメドフはヒップスローを潰され、タイムアップに。

フルマークの判定勝ち手にしたワリエフは、2連勝で6ポイントに。マゴメドフは連敗となった。

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