【PFL2018#4】マルコ・ロウロ、マックス・コガの圧力を跳ね返せず。TKO負けで連敗
<フェザー級/5分3R>
マックス・コガ(ドイツ)
Def.3R2分19秒by TKO
マルコ・ロウロ(ブラジル)
シングルレッグのフェイクからワンツーを振るうロウロは、右オーバーハンドに続きクリンチへ。打撃戦に戻ると、コガが前蹴りを顔面に当てていく。ロウロのダブルレッグにアッパーを合わせようとしたコガだが、ワイルドなワンツーを被弾する。ローの応酬からコガがワンツーを入れ、ロウロのダブルレッグを切る。残り30秒となり、ロウロはシングルレッグを仕掛けるが、これも決まらない。最後にコガがボディロックから小外掛けへ。今度はロウロが耐えて初回が終わった。
2R、左ボディを当てたロウロに対し、コガが左ジャブを当てて切れのある右ローを蹴る。ロウロは大振りのフックから組んでシングル、切ったコガが左ジャブを届かせる。ローにワンツーを合わせたロウロだが、距離はコガがコントロールしているか。ジャブを受けるシーンが増えたロウロは、右ローキックでコガを転がせる。すぐに立ち上がったコガがプレッシャーを強める。と、コガの右前蹴りが急所に入って試合が中断される。
再開後、ロウロが右ローを蹴っていくがパンチは精度、手数ともコガが上でテイクダウンを切られるロウロの印象点は悪いまま2Rが終わった。
最終回、右ロー2発に続き右ストレートを伸ばしたロウロだが、そのローをキャッチされそうになり右アッパーを被弾する。さらに右ストレートを打たれ下がったロウロは蹴り足をキャッチされると引き込むように自ら倒れる。
すぐに立ち上がったロウロはシングルレッグで執拗にテイクダウンを狙うも、コガはしっかりと防ぎ、右アッパー、さらにパンチの勢いを強めていく。ローとパンチのコンビネーションで攻めるコガが、頭を振ってかわそうとするロウロにヒザ蹴り、ワンツーを打ち込む。前方にバランスを崩したロウロを見て、即レフェリーが試合を止めた。これでコガは4Pを獲得。ロウロは連敗となり、第三戦の初回フィニッシュに全てを掛けることに。